ようこそ響のNEWブログへ。
大安吉日のよき日を迎え
また皆様に九州をより好きになって頂くべく
走って参りますのでどうかよろしくお願いいたします。
では挨拶もそこそこに
バイクブログらしくいきなりツーリングからスタートしちゃいますが
ご乗車の準備はできましたでしょうか?
それではあなたもきっと九州が好きになる
途中下車禁止の響のツーリングスタートォーー!
ドルルルーーン!
ドドドドーーー!
台風の去った後でやっと晴れマークがついたので
今日は長崎県の島原半島をぐるっと一周してみようと思います。
晴れてるけどまだ前日の雨の痕跡が残る
長崎自動車道を嬉野ICまで走ります。
嬉野ICを出ると忍者が待ってくれてたよ。
信号待ちの間
手裏剣を投げるしぐさをしてあげると
刀で避けてくれます(笑)
嬉野にあるテーマパークの呼び込みさんも
朝から変なバイク乗りの相手もしないといけないし大変だね。
まずはk41で有明海方面を目指しますが
途中の下西河内の茶畑へ
棚田も綺麗なところですが
空気も綺麗なところですよ~。
斜面の下半分は棚田ですが
上は茶畑が広がっていました。
嬉野茶の茶畑に癒されるわぁ~。
ふたたび元の
下の県道に戻ると暑くなったのでストップ。
ちょうど肥前吉田焼の急須型の休憩所があったので
ここでインナーを脱いでメッシュに変身。
(本体はコンクリートですが土台には吉田焼の陶器が貼られてるよ)
身軽になって鳥越峠を越えますが
稲刈り直前の田んぼの色がとっても綺麗です。
峠を越えて下ってると
道沿いに八天神社を発見。
寄るつもりは無かったけど
あまりに寄りやすい場所にあったので寄って見たよ。
ここは↑この石造眼鏡橋が有名なのですが
祀ってる神様がめずらしくて
火之迦具突知大神なのです。
産んでくれた母であるイザナミの陰部を焼き
死なせてしまった火の神様を祀っています。
神社の建つ山が火山だったらしく
創建は飛鳥時代と歴史はとっても古い神社です。
火の神を祀る以上それをおさえる神様として
建速須佐之男大神も一緒に祀られているようです。
あ~、でも本殿の見た目はとぉ~っても普通。
火を使う内燃機関に跨る以上
ここはしっかりお参りをして本日寄るつもりだった
祐徳稲荷神社へ
こちらは日本三大稲荷のひとつですので
豪華絢爛でございます。
こちら方面では超有名な稲荷神社で
最近はアジアのお国から映画のロメ地の聖地巡りの
観光客が急増して人だらけらしいんだけど
時間的に観光バスとかが来る時間じゃないので
久しぶりに寄ってみたよ。
作戦通りにお土産屋はまだ開いてないし
境内は掃除をしてる巫女さん以外は誰も居ない。
巫女の巫女装束って好きです?
(わたしだけじゃないはずだ)
境内にはこんなでっかいハートの神社もあります ↓
可愛い巫女さんもハートも良いけど
やっぱり祐徳さんとえばこの清水寺のような舞台造りでしょう。
とにかく建築美が素晴らしいとですよ。
稲荷神社ですが
倉稲魂大神・大宮売大神・猿田彦大神の衣食住の守護神を
お祀りしています。
いつも渋すぎる神社仏閣ばかり見てるので
こんな極彩色の本殿はわたしには眩し過ぎますわ。
昼間はこんなにゆっくり見れないので
良い時間に寄り道できました。
んじゃ本日の楽しみの一つにしていた
多良岳オレンジ海道を走るよ~~~!
ヒャッポーーーー!
祐徳稲荷神社からR207に出てすぐのところから
始まる広域農道ですがこれが距離も長くて
超快適なんだよ。
ツーリング前半のメインデッシュみたいな道でございます。
車は目的地まで行くための手段だけど
バイクはその過程が目的なので
こういった道がルートにあると幸せな気分になれます。
谷に架かる橋からは
有明海も見えます。
このまま走り続ければ諫早まで行けるのですが
途中から一旦眼下に見えていた有明海に出ま~す。
多良岳オレンジ海道を途中下車して
寄った場所はココ ↓
有明海と赤い鳥居
相棒の銀ガメ号を停めた海岸には
海中鳥居が海に向かって立ってるんだよ。
太良町にある大魚神社の海中鳥居で
干潮時は下を歩けるけど
海中にある状態の時に来たかったので
午前中に来て見ました。
超遠浅の有明海に並ぶ鳥居ですが
その横にアサリ漁用の海床路もありました。
まだ潮が満ちてる途中ですが
沖の電信柱はもう海中だね。
電柱が無ければただの
海の景色だけど不思議な景色だ。
やがて海中になる海床路は
海苔が付着して滑るので
10秒ダッシュは注意しましょう。
では、再び鳥居へ
むか~しむかし
この地域を治める悪代官に困った村の人たちが沖にある沖ノ島に誘い出して
酒盛りをして酔い潰れた代官を置き去りにしました。
そうしたら潮が満ちて来て島が水没しそうになります。
焦った代官が龍神様に助けをこうと大魚が出て来て
背中に乗せてもらって生還することができました。
そこで改心した代官は感謝の意を込めて大魚神社を建てるのですが
この鳥居はその神社の鳥居と言うことらしいです。
まぁ~、代官ってアチコチで悪役になるよな。
今の有明海は代官が焦るほどまだ満潮になってないので
海岸に降りてみるとそこは一面の貝殻のビーチでした。
全部牡蠣?
歩くとカラカラシャラシャラと音がして
もの凄い量の牡蠣殻が蓄積されていると思うんだけど
何か建材とかの原料にならないのか?
(実際に有明海の貝殻は貝殻漆喰の原料として利用されているようです)
と、まぁ濁った海や牡蠣殻いっぱいの海岸も含めて
これも有明海らしい風景なんだなと
月の重力を感じながら海を眺める響なのでありました。。
んじゃ~、寄り道もしたし
大魚様にも挨拶したし
また楽しい多良岳オレンジ海道に戻りま~す。
ドルルルルーーー!
再び多良岳オレンジ海道の続きを快走して
後半に差し掛かって来ると目指す島原半島の普賢岳が
見えてきました。
雲にまとわりつかれていて
頂上の溶岩ドームだけ見えていますが
おっぱいみたい。
(こんなにおっぱいに見える日は珍しいかも)
快走中の多良岳オレンジ海道は
全線乗っちゃうと諫早まで行ってしまうので
ここで初めてナビを見て海側に降りれる道から
諫早湾堤防道路へ
交通量が多いので
飛ばせないけど気持ちが良い。
(いろいろと問題の多い堤防だケロ)
堤防道路で諫早湾を渡ると島原半島に入りますが
国道と通らず雲仙グリーンロードを走って
島原市の市街地へ入ります。
街中は夏になったみたいに暑いよ。
その島原の街のシンボル ↓
[島原城]
同じ城下町の中にあるカフェで
ランチを食べようと寄った[青い理髪舘]
閉まっちょったぁ~!(泣)←平日あるある
元は名前の通り理髪店だったんだけど
今はカフェなんだよ。
店休日なら仕方ないので・・・
長崎県らしく・・・
長崎皿うどんを食べちゃうぞ~!
パリパリの細麺も選べるけど
わたしは柔らかいちゃんぽん麺を使った太麺が好き。
長崎ちゃんぽんらしく具たくさんで
ややコッテリした皿うどんで美味しかっぱよ~。
御馳走様。
では後半戦へGO!
島原市街を出てR251で南島原市
見えてる海はもう有明海じゃなくて島原湾です。
(どこから名前が変わるのかは知らん)
しばらく海を見ながら車の多い国道を走っていましたが
途中からk132で山へ上がります。
道はやがて
響のツーリングらしい道になります。
横に飲めそうなほど綺麗な溝のある
林道を行くとやっぱり誰もいない小さな駐車場に到着。
好きなところに停め放題の貸切駐車場の日陰に
銀ガメ号を停めて遊歩道を歩くこと1分
1分って言うのがよかろう?
たったの1分で辿り着いたのは
「鮎帰滝」
落差10mの小さな滝ですが
火山島である島原半島は火山地質で山からすぐに海になる
地形なので半島の中では大きな滝なんだよ。
眺めれる場所も狭いため
これ以上滝が大きかったら写真に納まらないので
丁度良い大きさとも言えます。
午後の一番暑い時間を
この鮎帰滝で涼ませてもらい島原半島の最南端の口之津へ
半島の南にピョコっと飛び出た半島の
海岸に行くとアコウの樹がたくさんあります。
以前カワセミ号でここに来た事があったのだけど
一番大きなアコウの樹を見てない事に気づいたので再訪なのだ。
アコウの案内の石碑の前に銀ガメ号を置いて
海岸にある民家へ
(前に来たときはこの石碑の前のアコウしか見てない)
お目当てのアコウ ↓
台風の後で落ち葉が凄くてその落ち葉を
家の方が掃除をされていたので
庭からアコウの樹を見せてもらいました。
もう庭に張り出した根っこがすげ~。
イチジク目の亜熱帯系の樹で
ちょうど台風で実がいっぱい地面に落ちていました。
なるほどイチジク目って言うだけあって
形はイチジクだね。
根っこが壁を覆うようにしてる端っこには
真っ赤なカニがたくさん。
茹でてないのにその美味しそうな色は
食べたくなっちゃうじゃないか。
カニの居た海側からアコウの樹 ↓
穴がハート
別名絞殺しの樹とも怖い呼ばれ方をする樹ですが
巨木パワーをいっぱい頂きました。
アコウの樹の先には
島原半島最南端の漁港があります。
その先まで行けるかなぁ~?
う~ん、堤防は続いてるけど道が細くなって行き止まりかも。
なので戻って同じ半島の早崎灯台の方へ行ってみます。
早崎瀬戸から見える対岸の陸は天草だよ。
そしてさらに細い道を行くと・・・
早崎灯台です。
まぁ、灯台自体はな~んて事無いんだけど
この周辺の風景がとっても良いので
私のお気に入りスポットなのでございます。
特にする事もないので
ジドリタイム・・・
ついカッコイイ写真を撮りたくなっちゃうところです。
さあ、島原半島も一番先っちょまで来たので
後半の半分も周っちゃいますよ。
半島の西側に変わりますが
遠くにオジサン岩(両子岩)が見えてきました。
(小さいけど海岸にチョコっと立ってる岩だよ・・・見える?)
しばらく海岸線をそのまま走り
湯煙いっぱいの小浜温泉へやって来ました。
銀ガメ号を停めて海側へ行くと
日本一長い足湯があります。
今日はアジア圏からの観光客がたくさん入っていたので
ここでの足湯は遠慮して売店でビワソフトで「1日1ソフト」
さっぱりして美味しいんだよ。
冷凍された枇杷の果肉が一切れだけ乗ってるけど
3個くらい欲しいな(笑)
小浜温泉からはR57で一気に雲仙へ
気持よく山道のクネクネを登って
雲仙温泉でございます。
しかも雲仙地獄にツーリングで初めて入ったぞ。
(バイクの駐車場代は200円)
無数の噴気孔のある源泉の場所で
この荒涼とした風景が独特でございます。
ここも他の観光地と同じく
隣国からのお客さんでいっぱいでした。
何処を歩いても温泉らしい
硫黄の香りがして歩道の脇にも小さな穴が開いて
蒸気が噴き出しています。
昔、歩道から手が届くところにあった
小さなプクプクと吹き出してる穴を
小石で塞いだら1年後くらいに普賢岳が噴火しちゃったので
今回は何もいたしません。
煮えたぎっとる。
この熱々の蒸気を使って
温泉卵などを作って売ってるよ。
で、久しぶりの雲仙地獄を一周して
元の駐車場に戻りますが蒸気がモワモワしてるところに
建ってる小屋の上にニャンコ発見!
わたしの猫センサーは凄いのだ。
夕方の山なので
もう暖かい場所の方が心地いいのかな?
雲仙地獄からは少しR57を走って仁田峠循環道路を
走って見ました。
途中の展望台はらは普賢岳(1359m)が良く見えます。
紅葉もミヤマキリシマも何も無い時期なので
普賢岳を見ただけで通過。
(保護基金は100円払いました)
そのまま帰る方向に向かう道(R389)から下って
行きと同じく帰りも多良岳オレンジ海道を走ります。
わたしのツーリングプランで同じ道を
チョイスする事ってあまり無いのだけど
この道は何回走っても気持ちがいいと。
ほぼ行きと同じような道順で嬉野まで戻って来たところで
本日3つ目の温泉街にして足湯に入って帰ることにします。
もう秋なので完全に温泉に入っちゃうと
帰りの高速で湯冷めするのは目に見えてるので
足湯がピッタリ。
たぶん町営の足湯だと思うけど
バイクで横付けできてしかも
「タダ」って良いよね。
ヌルヌルする美人の湯なので
足湯だけど肌が出てるところは全部塗っおくことにする。
全身がホカホカしたところで
朝、忍者に手裏剣を投げた交差点から高速へ
後は金立SAで休憩しただけで
一気に帰還。
陽が落ちるのが早いし朝より寒かっぱ。
個人的に真冬よりましって感じであまり
好きな季節じゃないけど
いっぱい走れてよかっぱよかっぱ。
NEWブログに移行して初っ端か
走りまくって来ましたがまたのご乗車を
心よりお待ちしております。
◇◇◇ Minorist Hibiki ◇◇◇
最初なんで押しちゃってぇ~ ↓



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