佐賀県のひろ~~~い平野の中で

この時期に行われるSAGAバルーンフェスタ。


まるでお祭りみたいなネーミングですが

熱気球世界選手権なので

競技バルーンのF1みたいな奴なのじゃよ。




それを見にめっちゃ早起きしてやってきました。


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毎年あるのだけど

初めてだよ。



毎回寝坊して行けなかったり

渋滞に巻き込まれながら午後のフライトを見に行ったら

風が出て中止だったりとまるっきり「縁」がなかった

大イベントへ気合を入れて真っ暗な高速を走りながらやって参りました。


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4:10に起きて家を4:50に出たけど

眠いし寒いしまだ暗し

おまけにこんなに早い時間なのに人めっちゃおるし。



でもこの暗い時間からもう熱い戦いは始まるです。



すでに満車に近い駐車場を横目に

バイクは簡単に停めれるのだけど

下調べしないまま行ったので会場まで遠いところに銀ガメ号を

置いてメイン会場へ。


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会場に付くとオフシャルのバルーンが

離陸するところでした。


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アシモ君


夜明け前だとバーナーの火で

バルーンが電球みたいに光って綺麗です。



アシモ君の足と787系「有明」 ↓

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ここは佐賀バルーン駅があるので

電車が来るたびにウジャウジャと人が増えていきます。




オフシャルが離陸してすこし経った6:45

大会開始の合図と共に一斉に気球が膨らんでいきます。

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よく膨らませてるのは見るけど

最初は大型の扇風機で膨らますんだね。


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ある程度膨らんだらバーナーを入れて

気球を立ち上がらせます。


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もう180機以上の気球があるので

「ニョキニョキモコモコ」って感じで膨らんでわたしの

ドキドキワクワクも膨らみます。


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競技開始から30分以内に離陸するルールがあるみたいだけど

先に離陸するチームもあれば

すこし様子を見るチームもあり戦略が見て取れて面白い。


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想像してたよりあっと言う間に気球って

飛べるようになるのにびっくり。

(寒いからな)


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やがて係留ロープがパイロットに渡され「ニョキニョキ」から

「フワフワ」へ


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イヤ~~ン!


来てよかっぱ。


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鳥肌がたちますわ。




そんな感動をしてると私の早起きにご褒美をくれるかのように

朝日が出ました。


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今日も1日わたしを照らしてください。

(by 太陽の子 響より)


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夜露に濡れた佐賀平野の上に

カラフルな気球がひしめく姿は一斉離陸を見ないと見れません。


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ほとんど無風かと思っていたけど

ゆっくりと白石町方面へ飛んでいく気球たち。


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同じ河川敷から離陸したのに

バラバラなのはやっぱり高さで風向きが微妙に違うんだろうね。



その風をいかに掴むかが勝敗を決める競技でもあります。





気球を見送ったのでフェスタの会場の中へ・・・


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HONDAがオフシャルなので

バイクや車が展示してるよ。




大きな物産館のテントや出店が一杯出てますが

わたしはバルーンの追っかけスイッチを入れようと思います。


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会場から出てバイクまで戻りますが

熱気球の場に選ばれたのがよく判る風景をみながら歩きます。


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夜露で濡れたシートを拭いて

「追っかけ~~~!」



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と、言っても急ぐ事もなく

のんびりと走ればすぐに追いつきます。


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休日だと同じように追いかける車が多いのかもしれないけど

今日は平日なのでスイスイと追いかけれるよ。


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クリークに映る気球に感動したり

真上を通過する気球に一喜一憂してると

降下してくる気球を発見!


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先回りしてるとドイツカラーのチーム(メキシコ?)の気球が

地面スレスレに近づいて来ます。


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マーカーを落とす印は田んぼ道の交差点に黄色いチョークで

書いてるのだけどそのポイントになるべく近づけるように

マーカーを投げます。


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黄色い印のついたマーカーをぶん回して

投げたマーカーが私の目の前に落下。


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それを競技審判員と地上クルーが

すかさず駆け寄って計測します。


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初めて来たけど実際にやってみたくなる競技だね。



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何気なく今年からこの色の組み合わせに縁があるので

応援していたのですが

このドイツカラーの気球の背後から来た中国の気球が・・・

(数枚上の写真に写ってる電球の写真の入った気球)


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ドイツチームの気球より2メートルほど下をキープしてると

あらら・・・




不思議とポイントにどんどん近づいてとうとう・・・



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十字のど真ん中に落として大盛り上がり!



パイロットのヨンジュン・リさんもガッツポーズだ。




プカプカとのんびりしたイメージしかなかったけど

追っかけるとけっこうエキサイティングなのだ。


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その後もしばらく佐賀の空を彩るバールンを眺めながら

銀ガメ号と散歩。


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いかがでしたでしょうか?


九州ですよ~~!




また九州Loveなところを紹介してしまったぜ。


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んじゃバルーンも地上に降りはじめたので

ツーリングモードに切り替えましょう。


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何処に行くって特に決めてなかったので

とりあえずレンコン畑がいっぱいの白石町から

R444を通って有明干拓地のぺったんこな道を快走。


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もう電熱ベストのスイッチもOFFで

革ジャンの前のチャックを半分下ろしたまま

走れる陽気になってきました。


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適当に広~いひろ~い空を見ながら走って

干潟なのか川なのかわからない泥んこの川を渡ります。


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そして久し振りにやってきました。


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ギョロギョロ[目]





「海洋ふれあいパーク」だよ

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可愛いムツゴロウのトイレはまだ健在でした。



もちろん洗面台の蛇口もムツゴロウのまま。


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センサーの電源が入ってませんケロ(笑)



国道から入った場所にあるので

かなりマイナーな場所ですがこれこそ

マイナリストの大好物スポットと言えるでしょう。

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とにかくペアのムツゴロウが見つめる先は

果てしなくぺったんこな佐賀平野が広がっています。

(有明海じゃね~のかよ)


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ここから河口を望めるのですが

特に景色が良いわけじゃないので

ちゃんと有明海が見える場所へ行って見る事にしま~す。


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適当に行きたい方向に向かってそうな道を選らびながら

東与賀海岸を目指します。


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で、この東与賀海岸と言えば

秋に真っ赤になるシチメンソウなのですが

まだ真っ赤じゃなかっぱ。


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干潟にしか生息しない草ですが

例年なら今頃は真っ赤に紅葉してる頃なんだけど

海の紅葉も山と同じく今年は遅いのかも。


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それでも有明海はたくさんの命であふれていました。


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チドリの大群やサギが舞う有明海には

ムツゴロウより可愛いトビハゼがいます。


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もう飛び出たオメメが可愛すぎてたまりませんわ。


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中途半端な色付きのシチメンソウは見ずに

海の生き物をいっぱい眺めて癒されてきました。


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歩きながらシオマネキの捕獲を試みたりしながら

有明海観光終了!


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海岸沿いに居たその流れで海岸の道を走り

オスプレーが配備される予定の有明佐賀空港へ


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空港の横の公園に展示してるYS11の前に銀ガメ号を押していって

撮影しようかと思ったけど

重いので心が折れちゃったためジドリのみ。


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真正面の顔が犬っぽくて可愛いよね。



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空港を出た後はなんとなく

帰る方向へ走りますが次は世界産業遺産ですよ~~!


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適当に走ってると

道路案内で「三重津海軍所跡」って出たので

寄ってみたよ。


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まぁ、世界産業遺産に登録されていろんなメディアで紹介されてるため

どんな場所かだいたい知ってるんだけど

通り道にあったので銀ガメ号を警備員に誘導されるまま

駐輪所に停めて見学。


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幕末の1858年に佐賀藩が

実用的な国産初の蒸気船を製造した木製ドライドックがあった場所ですが

海じゃなくて早津川という川にドックがあったんだよ。




で、これがドックがあった場所 ↓

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佐野記念館という施設から

ドックの全貌が見ることが出来ます。


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エッ!?

何も無いですと?




イヤイヤ

ちゃんと痕跡ありますから ↓

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数ある世界遺産を巡って来た方にとって

このビジュアルにどう思っちゃうか心配でならないけど

国内最古のドライドックの遺跡として重要な場所らしいよ。


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写真に撮っても誰かに見せたくなる場所じゃないけど

この ↑ 立派な佐野記念館に行けばバーチャルで当時の風景が見れる

VRスコープも借りれるし史料もたくさん展示しています。



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と、言うわけで超短い滞在時間で記念館を出た後は

お昼ゴハンへ


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神埼町を抜けて東脊振IC近くの

「たちばな」で今日のランチをいただきます。


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メニューは昭和の洋食屋さんらしいものが並んでる中で

やっぱりハーバーグ大好きなのでハンバーグを。


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大根おろしがたっぷり乗った

和風のハンバーグでした。



たまにお肉の軟骨がコリコリする

肉好きにはたまらないハンバーグでございます。



食べ終わったらそのまま地道で帰る方向へと

思ってたんだけどたまたま東脊振ICがすぐ近くだったので

乗っちゃうよ~~。

(メンドくさいルートはお金で解決させる大人のプラン)


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高速に乗っちゃったけど帰りません。



混む鳥栖周辺さえ高速でワープしちゃえば

ふたたび筑前小郡ICから一般道へ下ります。

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目指すはシン・ゴジラ!




朝からペッタンコな場所ばかりですが

フルフラットな道を走り筑前町へ

(ここも筑後平野の一部なんです)





そしてR386からちょっと入ったところで

シン・ゴジラ発見!

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去年は藁で作った超リアルなイノシシが話題になったけど

今年は映画もあったためかゴジラだよ。


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遠くからでも見えるほどデカイけど

近づくと迫力満点!


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これが藁で出来てるなんてスゲーー!



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シルエットもかなり本物に近いし

細部を見ても手抜きなんて一切無し。


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↑ これ何で出来てんの?



そして胸の筋肉と溶岩のような光を発する

血管も再現されています。

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そして何より顔が・・・


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作りこみ方がハンパね~です。

(夜は光ますが神宮のジャングルジムの火災で中止中)




地元のお祭りに合わせての展示なので

人がいっぱいですがそんな事にひるむことなく

隙を見てジドリをするゾ!


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これで2016年の秋のミッションであった

「雲海」「バルーン」「シン・ゴジラ」は完了!



残すは紅葉ですが今年は遅いので

どうなるかわかんねぇ。


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筑前町からは夜須高原経由で帰りま~す。


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本日初のクネクネ道かも(笑)




クネクネ道を登ると夜須高原ですが

その夜須高原のアメリカフウの並木がなんとなくだけど

紅葉してる感じ。


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赤くなる前に茶色になって落ちる葉っぱなどがあるので

なかなかベストなタイミングって難しいよね。


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この程度じゃ紅葉ミッションはOKは出せないので

また後日どこかに行ってみようと思います。


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今日は真っ暗な時間から遊んだので

寒くなる前に帰還。



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明るいうちにガレージの前で銀ガメ号を綺麗にして

今日のツーリングはおしま~い。




次回は紅葉を探しに走ってみようと思いますので

またのご乗車をお待ち申し上げます。




◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆




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