やっと晴天予報が出た週末[晴れ]




「走るよ~~~!」 (近いケロ)




そんなわけで寒くても走りたいマイナリストに号令をかけて

九州道の基山パーキングに集合。

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手前の駐輪場は他のグループとゴッチャになるので

いつものドトールの前ね。



放射冷却で一面霜で真っ白な中

凍結防止剤でセミウエットになった高速を走って来た勇者達。



まぁ、書かなくても何時ものメンバーだけど

ちょっと久しぶりな方もいるので書いておこう。


企画者の響・もちっこ・こうさん・とのじん・

せっちゃん・かおりん・maSato姐さんの7人となっております。



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基山PAを8:30に出発して

みやま・柳川ICで降ります。



真冬の高速走行はこれくらいの距離が限界だ。

(数年前の若いときは真冬でも長崎とかまで行ってたケロ)



今日の目的地は俳人北原白秋の故郷「水郷、柳川」ですが

まずは高速を降りてすぐのところにある清水寺へ

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ここに来るのは2回目なんだけど

前回に来たのは2007年でカワセミ号を買ってすぐの頃なので

ずいぶんと昔の事だ。



あぁ・・・もう10年も経っちまったのかぁ・・・(汗)



しかし初めて来た時はマスツーリングが楽しくて

あまり深く見ることも無かったので

その時に寄ってない場所を見るためにやって来たんだよ。

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参道の山道をずっと登ると本堂なんだけど

その途中にある仁王門





その仁王門のところにバイクを止めて

門ををくぐると・・・



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一瞬で別の世界へ入っちゃったような

五百羅漢があるんだよ。




しかしどの羅漢様も型で成形したような

同じ顔がのっかてて少しだけ「アレレ?」って感じ。



でも探せばちょっとカッコイイのもありました。

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こんな羅漢様を見てると

一台のとっても聞き覚えのある4気筒のバイクのエンジン音が・・・



トライスターさんのカワセミ号でした。



野生の勘で合流しに来たらしい。


なので一緒に仁王門で合流記念の集合を!

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集合もそこそこに

かおりんがトイレに行きたいらしいので

上の本堂の方へ



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上の駐車場にバイクを停めてトイレもすませ

境内に入ると三重塔も美しいままでした。

(10年前なのであまり覚えてないケロ)




たしかここにおっぱいがあったはず・・・




あっ!



やっぱり「おっぱいあったぁーー!」


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三重塔の記憶はあいまいだったけど

おっぱいは忘れたりしないのである。

(※おっぱい絵馬の名前は全部消しております)


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子育てと安産のお寺らしい場所だね。



かおりんと同じ名前のおっぱい絵馬があったので

乳首をツンツンと触ってみると

「さわんな!」と怒らちったよ(笑)

(かおりんに叱られると私の心の底に眠ってるMっ気がゾクゾクするんだよね)




とりあえずおっぱいが大好きなマイナリスト達 ↓

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見て楽しむおじさんたちと

真面目に願いを込める女性たち。




んじゃ、本堂の方へ

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満開の蝋梅のトンネルを過ぎると

ちゃんと歩いて登って来た方が通る立派な山門が見えました。

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柳川藩主が1745年に建てた山門です。


まずは本堂にお参り。

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本堂でお参りした後は

一番奥にある自分の身体の悪い部分を触って

治してもらう阿弥陀堂「なで仏」へ


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わたしも一通り触っては来たけど

これほどハイテンションで仏を触りまくる人たちを

わたしは見たことがありません。



健康への欲望が半端ねぇ~。




こうしておっぱいをメインに

心身共に浄化されたマイナリストで

しゅ~~ご~~~!


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こ~んな楽しいメンバーで騒ぎまくっております。



しかしトライスターさんは朝だけ合流できればと

思って駆けつけて来たのでここで離脱だって。



もっと懐かしいカワセミ号と一緒に走りたかったな。

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手放したけど

こうして綺麗なまま知ってる人が乗ってくれると

たまに会えるので嬉しいよね。



清水寺でトライスターさんに見送られながら

まだウエットな参道にビビリながら山を下って柳川を目指します。


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清水寺は山でしたが

それを下れば有明海まで続く

筑後平野なのでずっとぺったんこな道になります。



適当に走って柳川市街地へ入ったところで

すこし時間に余裕があるので日吉神社に寄って見ました。

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やっぱり季節的に巨大なおかめさんがあったよ。



福を呼び込むためしっかり喰われましょう。


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この日吉神社は何度か来てるのだけど

ここのおかめさんは立体的なので可愛いんだよね。


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見てるだけで福がやってきそう。



本殿でお参りをして三猿にもご挨拶。


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では、まだ予約してた時間より早いけど

川下りへ行きましょう。



前日に川下りの予約を11:30に入れていたけど

まだ10:30なんだよ。



とりあえずナビ通りに行くけど同じような川下りを営む同業者の

屋号が多くてちょっと迷ってしまいました。

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今回わたしが予約を入れたのは「水郷柳川観光株式会社



週末だったので一応予約を入れたのだけど

余裕があるようなので時間に関係なく

着いてすぐに乗せてもらえそうです。



どんこ舟を並べてる前にバイクを置かせてもらうと

こうさんのバイクのバッテリーが死にかけるイベントが発生!


まさか今日の「ヤの神」はこうさんに?



まぁ、日も上がって気温も上がるので

息を吹き返すかもしれないので気にしないで遊びましょう。

(ブースターケーブルもあるし街なのでバイク屋もあるからな)



乗るのはこの舟 ↓

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12月から2月末までの冬の間しか楽しめない

こたつ舟だよ。

(注:2月半ばに掘割と言って堀の水を抜く時期があるのでその期間は休業です)



お値段の方は乗合だと1500/一人だけど

貸切だと一隻12000円となります。


貸切でわたしたち7人で割ると1700円ちょいで

こうさんがJAFのカードを持ってたので割引で

乗合と同じ値段で乗れたよ~~!




ワ~~ワ~~~!!


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わたくし実は柳川の川下りって

はじめてなんだよね。


かおりんがすっごく記憶が無いほど昔に来たってだけで

他のみんなも初めてでした。

(かおりんだけ傘かぶってます)



わたし以外はもうみんな乗った事があるって思ってたけど

そんなもんなのか?


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スタート地点の下百町地区には同じような

川下りの船がいっぱいあって船底の色や

模様で会社を見分けれるようになってるんだって。



わたくしたちが乗ってるどんこ船はオレンジだけど

他にいろんな色の船がいます。

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これはハートだ。




で、乗りこんだどんこ舟なんだけど

この時期にしかないコタツが心地いいったらありゃしねぇ~!


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長ひょろ~いテーブルの下に

火鉢が数個置かれていて中はポカポカ。




しかも貸切でゆったり足を延ばして乗れるので極楽だよ。





船頭さんの面白い(主に落水)の話を聞きながら

城下町の風情をお堀から眺めます。

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浅いクリークの中なので

長い竿で上手に舟を操ります。



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船底がまっ平らなのでドリフトしながら

細い水路に曲がって入るのは

船頭さんの腕の見せ所でございます。




所要時間は1時間なので本当にのんびり





ちょっと眠気が来るころに岸部に河童を発見!


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川下りの舟からじゃないと見れない「1日1カッパ」




あ、川下りって言ってるけど

このお堀の水は上流と下流があってちゃんと

流れているので下流に向かって川を下ってるらしいです。

(実感ねぇ~けどな)




中盤を過ぎたくらいで先ほど寄った日吉神社の横を

通るのだけどそこにお堀からしか買えない

お店が出ていました。


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日本語じゃない人たちがいろいろと買ってらっしゃいますわ。



船同士が通り過ぎる時に乗船客同士で

挨拶するのだけど相手の船頭さんから

久しぶりに日本のお客さんを見たって言われたよ(笑)

(時勢じゃな)




船同士でも手を振って挨拶するけど

散歩してる地元の方からも手を振られます。

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良いでしょう?


ほっこりするよね。




船頭さんによると元船頭さんなんだって。



お孫さんに舟を見せてるのかな?





終盤にさしかかったところで

昔の魚を捕る仕掛けを再現した仕掛けがあります。


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役場の関連で作られたみたいだけど

使ってるのを見たことが無いらしい (お役所・・・あるある)



能登半島で見たボラ待ち台に似てるな。



どんこ舟はやがて終点の御花に着きますが

スタート地点からかなり離れているので1時間に1本の

無料送迎バスを待つことになります。




バスが来るまで観光でもする?って

相談してると船頭さんがスタート地点に戻るバスに運よく

拾ってもらえたよ。


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これほど時間ロスしない展開は

予想してなかっぱゼ。



柳川の観光はうなぎを食べるか

お土産屋を周るだけなのでもらった貴重な時間を無駄にする事無く

ランチ場所へ直行だ!

(こうさんのバイクのバッテリーは復活してました)


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とのじんがウナギが食べれ無いので

狙うのは肉肉しいハンバーグが食べれる「サフラン」


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12時をすこし回った時間に来れたので

待つことなく入れたよ。



もし行列ができてたらサフランはあきらめてウナギにして

とのじんは特上うな重のウナギ抜きを食べてもらおうと思っていたのだけど

今日はいろいろと展開がよろしいようでございます。



みんなはハンバーグランチメニューでしたが

わたしはライス抜きのダブルで肉祭りじゃ!

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焼き加減はミディアムレアで

更に焼いて食べたい時は皿に付いてるチリチリに焼けた

鉄の塊の上で焼いて食べるんだよ。



柚子胡椒と合う和風ダレと

マスタードがあう洋風ダレの2種類のタレで最後まで飽きずに美味しく

頂けました。



幸せの満腹だぁ~。



ここでmaSato姐さんは熊本のキクリンちにお泊りに

行くので離脱です。



「んじゃ、また走ろうねぇ~~」





私たちはこれ以上遠くへ行く事なく

戻りながら遊ぶルートへ。

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山手は峠が積雪や凍結があるので

ルート設定に悩んだけど

適当に寄りたい所をつまみ食いする感じで平野部分を走っちゃおう。


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ぺったんこな道をしばらく走ると

筑後市に入ったところで正面にソフトバンクホークスの

二軍の新本拠地が見えて来たよ。


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出来たばっかりの球場はピカピカでした。




で、目的地はこの球場のすぐ先にある

船小屋温泉。

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はじめて来ました。



いつか来ようと思ってたけど

何時もはもっと遠くまでツーリングに行っちゃうので

今日は寄れる良いチャンスだったんだよ。

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公衆トイレに見えた可愛い建物は

船小屋鉱泉場と呼ばれる含鐵炭酸泉が出る水汲み場です。


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これ、飲めるんだよね。



飲めるようにちゃんとコップも設置してくれてるよ。





水神様にお参りしてから

汲みます。

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そして一気に飲む!



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途中でやめて息継ぎをしてしまうと二口目は無理です(笑)



でも鉄の味がメインだけど

大分県の長湯で飲んだ炭酸泉よりも

すごく飲みやすかったよ。

(なにより体にいいのだ)


ちゃんと舌がピリピリする濃度の炭酸が入っています。




「まずい」と言いながら身体に良いと書いてると

みんな飲まずにいられないお年頃のなのでございます。



鉱泉場の向かいには雀地獄もありました。

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コンコンと湧き出していますが

冷たい冷泉です。


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江戸時代にこの泉の上を飛ぶスズメがパタパタと

墜落する様子を見てそんな名前が付いたらしい。



鉱泉場に戻ってみると

そこから矢部川に出れる道があったので

誰も行こうと言わないのに歩き出す人たち。


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ほんと歩くの好きなんだからぁ。




行って見ると対岸に渡れる沈下橋が

流されて無くなっていました。


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こうなるともう川を眺める事以外なにも

することがありませんわ。


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絵になるかおりんを隠し撮りして

バイクに戻って移動!移動!

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次、どこか行きたいところ無い?と

みんなに聞くけどだれ~も反応しないので

独断で古墳に行く事に。


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行きたい所を言わないので罰ゲーム的に

絶対誰も喜ばないかもしれない古墳にしてやったぜ。


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「こふんピア広川」



どうでしょう?

このマイナーっぷり。



あ~、でも貴重な古墳で国指定なんだよ。




八女古墳群があって

その一部が公園化されています。


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教科書で習ったことのある形の前方後円墳もある中

綺麗な丸い円墳の弘化谷古墳へ行って見ました。


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復元された古墳だけど

石積みが綺麗だ。



石室の入り口 ↓

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復元されたものなのでコンクリートですが

入れません。


しかも知らないと自衛隊の弾薬庫か燃料庫と

間違うかもしんまいよ。



中の石室の石屋形奥壁には

靫(ゆき)・双脚輪状文・同心円文・三角文などが

描かれているようです。

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(資料館内にあったレプリカ)


どうですか?

すこ~しですが太古のロマンを感じて

興味が出て来ませんか?



とは言っても実際に見えるのは

目の前にある綺麗な芝生の山だけなので

ただ登って楽しむくらいしかね~よ。

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ちゃんと階段で頂上に登れるようになっていて

それなりに眺めも良かったりします。


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で、下るときはなぜかこうなる・・・


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やっぱり・・・・




もちっこイジリは・・・・



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おもしれ~。




こうして太古の勉強をしたわけですが

この後は帰るつもりだったけど

古墳の頂上から久留米の成田山の巨大観音様が近くに見えたので

最後にそこに寄って帰ることにしましょう。


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みんな存在を知ってるけど誰も行ったこと無いって

言うのでちょうどよかっぱ。



わたしも前の道は何度も通ってるけど

観音様が大魔神に見えて怖いって思ってただけで

行った事が無かったんだよ。



ちょっととのじんに先導を代わってもらって

駐車場を探すのに彷徨いましたが

無事に到着。


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県民は「成田山」と呼んでいますが

正確には「大本山 成田山久留米分院」と言います。


駐車場からすでに今までのお寺じゃない

インパクトの波が押し寄せて来ます。


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周辺を走ってると何処からでも見えていた

救世慈母大観音様。



62m(41.3もちっこ)もあると

観音様と言うより「魔人」に見えてしまう (コラっ!)



実際これを見た事がある人は

夜になると歩き出しそうって思った事があるはず。


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で、この大観音様は遠くから見えていましたが

となりの塔は初めて見たよ。


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インド村・平和大仏塔極楽殿と言ういわゆる

仏舎利が納められてる塔なのですが

本場インドの世界遺産ブッダガヤ大仏塔と同形なんだって。




その塔の下に恵比寿さんがいて

足元に金の山があるじゃないかっ!


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あ~、これの本物を枕にして寝たい。

(痛くたくても良いから)



本殿までは無料ですが

観音様エリアに入るのに入場料が500円かかりますが

金運で取り戻します(笑)

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龍神のキンタマ



可愛くない羅漢様・・・


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こうして金目の物に触りながら順路に沿っていくと

大観音様の中に入れます。


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中は延々と続く螺旋階段で上まで登れるよ。



すっげ~、きついよ。


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肩の部分くらいまで上れるようになっていて

ところどころに外が見える小窓があります。


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見晴らしさいこ~~!




この景色以外は特にこれといって何もないので

下まで下ると今度は更に下まで降りる階段があって

血獄エリアになります。


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ほぼオバケ屋敷でした。



小さい子は泣くかも。


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次は平和大仏塔極楽殿の方へ行きますが

中は撮影できませんので仏舎利に手を合わせた後は外観を・・・


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高さは38m(25.3もちっこ)




色んな角度で撮ってみるけど

絶対大菩薩様が写っちゃう(笑)


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ここだけ切り取ったらまんまインドにいるみたい。



金剛宝座も綺麗に再現されています。


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ぐるっと塔を取り囲むように作りこまれていて

かなり見応えがありました。




たまたま帰りに寄り道した場所だったけど

B級感たっぷりでおもしろかっぱ。

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久留米と言えばラーメンよりまずは

ココに行きましょう。




とりあえず古墳に行ったからここも来れたって事で

次回もみんなの若干テンションの下がる顔が面白かったので

古墳を取り込んだルートを考えようかな?




予定よりじっくり遊んでしまったので

陽も傾いて来たので帰るよ。

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久留米方面は車がいっぱいなので

すこし戻って広川ICから高速へ。



太宰府と福岡ICでかおりんとせっちゃんが

道なりに解散。


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残った北九州組4人もトイレが我慢できずに鞍手PAに寄っただけで

ここで解散となりました。



遊びすぎたのですこし暗くなってしまったけど

塩カルのミストをいっぱい浴びてるので

帰ってから洗車して今年初のマイナリストツーリングはおしまい。



寒いとなかなか朝早くからバイクで出れないけど

やっぱりみんなと走るとなると嬉しくて出れるもんだね。





では、またの号令がかかるまで

ごきげんにょ~~!!




ってか、たまには誰か企画挙げろよっ!

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