まだ寒いけど今日の最高気温は2桁らしいので

バイクで走れそう。



1.JPG



でもまぁ、天気が良い日の朝って決まって寒いわけで

それに加えソロツーリングなので2度寝3度寝は当たり前。



そんなわけで

いつものパターンでかなり遅い出発だよ。




まずは適当に英彦山方面へ


1.JPG



今日はちびっ子バイクのBlue・bee号なので

農道をわざわざ選んで走ります。


2.JPG


こんな道をのんびりポコポコと走るのって

至福の時間でございますわ。



大任町から赤村に抜ける道の手前で

前から気になっていた看板 ↓


3.JPG


滝が2個もあるらしいよ。



とりあえずまだ道路の凍結が怖いので

手前の2kmの琴弾の滝に行って見よう。


5.JPG


道路は日陰の部分はまだ雪が残ってて

溶けた水の痕が凍ってるのかどうか微妙な感じ。



安全に乾いたところを選んで走って到着。

2.JPG


あ~ぁ・・・



ここね


来た事あったわ。

3.JPG


林道巡りしてて山から下ってる時に

滝の案内を見つけて寄ったけど

あまりに小さくてショボかったので気にも留めてなかっぱ滝だったよ。


4.JPG


滝の周りの濡れてる岩はみんな

凍ってツルツル。


滝壺の下の流れの緩いところで

ヤマアカガエルのタマゴとか無いか探したけどありませんでした。




しかし・・・



寒いから遅い時間に出たのに

山に入ったらクッそ寒いんじゃーーー!

5.JPG


とっとと降りま~す!




下の道まで戻って赤村から犀川方面へ抜ける

わたしの好きな抜け道へ


7.JPG


峠っていうほど山じゃないので

勾配も少なくてBlue・bee号に優しい道なのよ。



6.JPG


気持よく走り抜けようと思ったけど

途中にある水没メタセコイヤに御挨拶。


7.JPG


ここ、薄暗い時間に見たらかっこよさそうでしょ?

(行かないケロ)



ここでもアカガエルのタマゴ探し・・・


8.JPG


すっごく産んでもよさそうなところだけど

産んでないみたい。

(カエルの卵探しツーリングじゃないからな)



9.JPG



森の中をしばらく走ると

k241の川沿いに出るので開けた所でちょっと休憩。


10.JPG



休憩と言いつつ

こんな橋を見るとつい渡ってみたくなる。


11.JPG

はい?いま「落ちればいいのに」って言ったやろ?



ちょっと暖かくなってきたので

インナーの調整をして先へ



8.JPG


いつも野鳥観察をしてる川沿いを

走ってるとでっかいレンズを持って来て無い日に限って

ヤマセミ様がいたりするんだよね。



停まってなんとかコンデジで撮ってみようと思ったけど

追えないほど遠くまで逃げられちっまったよ。


12.JPG


こ~んな広い場所で逃げるヤマセミ様を見送って

ここから大移動開始!


9.JPG


HFR(アグリライン)を走って

中津市に入ったところで今日のランチでございます。




中津と言えば?



そう、「からあげ」だよ。

10.JPG


道も店もなんにも知らなくても

走ってれば何軒もから揚げ屋があるエリアですが

大半はから揚げだけをテイクアウトするお店ばかりなので

今日はこんなお店を選んでみました。



「とよからあげ」ってお弁当屋さんで

からあげ弁当は350円とめっちゃ財布に優しい設定でございます。




シートバックに弁当を積んで

長閑な場所で食べましょう。


13.JPG


ここで良いんじゃない?




う~~~~ん

さすが350円と言う内容らしい超シンプルな

組み合わせです。

12.JPG



しかしこんなシンプルなお弁当も

景色の良い場所で食べると豪華な幕の内弁当に

劣らないほど美味しいのだよ。



14.JPG



から揚げはお店お店でいろんな味があるけど

ここのは少し薄味なので

おかずって言うよりそのまま食べたいからあげかな。




まだ少ないヒバリの声を聴きながら

お腹を満たした後はせっかく長閑なところに来たので

周辺を散策・・・


16.JPG



広~~~~い!



中津から宇佐にかけて

ずっとこんなペッタンコな道になります。




そんな田んぼの中を行く

青い883系。


15.JPG


青いバイクと青いソニックが

かっこよすぎます。




そして青い空に白い狛犬・・・???


17.JPG


エッ・・・狛犬ですか?



ソニックを見てると線路の対岸に

こんな像があったのよ。


18.JPG


阿吽になってないし

何だろうね?


20.JPG


宇佐浄恵山法昭寺ってところですが

お寺の本堂みたいなところは

民家っぽい感じなので深く見ませんでしたが

不思議な狛犬を発見したって感じです。




この白い狛犬っぽいのが建つすぐ隣には

こんな神社がありました。


27.JPG


宇佐市なのでもしかしたら

宇佐市出身の昭和の大横綱と呼ばれた双葉山に

由来してる神社か?


22.JPG



参道はいたって普通の神社です。




階段を登って見えてきた本殿も

ふっつぅ~の神社だよ。


23.JPG


あ~、でも私は気付きました・・・



上を・・・


24.JPG



ほらほら


25.JPG



行事が持ってる軍配じゃない?あれ。

(金色の奴ね)



不滅の69連勝で優勝は12回、

その内8回は全勝優勝と言う凄い横綱を祀ってるようです。



わたしが産まれる前の横綱さんなので

実際に見たことはありませんが

そんなに強いのでしたらあやかりましょう。


26.JPG


体重とか体系はあやからないまま

勝負運がよくなりますように。




こんなマイナーなスポットをめぐりつつ

農道をポコポコーーー!


34.JPG



小川の土手にはまだ水仙が残っていました。




もう1ヶ月もすると水仙の代わりに

土筆が見れるかな?


35.JPG


「春よ来い!」



10秒ジャンプで体が暖まるはずだったけど

予報がはずれたのかイマイチ温かくならずに

逆に寒い。




なので温かいコーヒーが飲みたいな~って思ったところに

わたしの為にこの場所に建ってくれてたかのような

カフェを発見!


28.JPG


「灰原珈琲」



カフェって言うより自家焙煎珈琲工房で

店内でも飲めるけど焙煎したオリジナルの珈琲を買いに

来るお客さんが多いお店でした。

(飲食店を営んでる方も買いに来てた)

29.JPG


グァテマラ産とガーナ産だったかな? (忘れちった)

とにかくどこどこ産とのブレンド珈琲がすっごく美味しかったので

ドリップ珈琲をお買い上げ。(540円)


30.JPG


職場で飲んでるけど

美味しいのでまた車で買いに行こうと思います。

(お店でしか買えません)




では身体も暖まったし

宇佐のペッタンコなところと言えばコレでしょう! ↓

31.JPG


「掩体壕」



もう私が紹介し始めた頃は

読み方も未知な廃墟でしたが

市民権を得た?今はコレが「えんたいごう」と読むって言うのは

みんな知ってるでしょう。


32.JPG


太平洋戦争末期に

敵から戦闘機を守るため作られたやつですよ。


33.JPG



これは宇佐に一個しかない

中型爆撃機用の掩体壕でほかのよりでっかいです。




で、メインの掩体壕と言えば

「城井一号掩体壕」


36.JPG


旧宇佐海軍航空隊のあった飛行場跡の周りに

10基の有蓋掩体壕が残っていますが

この1号だけ公園として整備保存されています。


37.JPG



この建物を深く語ると

悲しい歴史の話になっちゃう建物ですが

わたしはこんな感じのカレージが欲しいんだよね。

(デットスペースが多い気がするケロ)


38.JPG



歴史に思いを馳せ・・・



39.JPG



久し振りに掩体壕の近くにある

物件が見たくなったので探してみま~す。





掩体壕から一面田んぼのエリアへ



40.JPG


ここは北海道か?

ってくらい広かろ?


41.JPG




たしかこんなナ~ンも無いところに

ポツンって在ったはず。





探してるのはここが爆撃された時に飛行場に落ちずに

田んぼに落ちた爆弾で出来た爆弾池。




あ・・・・



見つけたケロ・・・・



42.JPG



あれ?


なんか工事中ですか?




たしかに爆弾池の表示が・・・


43.JPG



わたしの想像してた爆弾池はこんなんじゃなくて

こんなの ↓

池.jpg

(宇佐市HPより)



さっき見たひろ~い中でこれを見つけるのって

けっこう難易度が高かったのだけど

車を停めるスペースとかも出来てたよ。




しかし何の工事だろう?


45.JPG


もしかしてまだ爆弾が埋まってたって?

(だったら立入禁止になってるでしょう)



それか文化財として埋もれてしまわないように

掘ってるのかな?

44.JPG


とりあえず今は

爆弾池って言うより何かの遺跡発掘現場みたいになっています。






なんでもアレだよね・・・


注目される前に見ておかないとだいたい

残念な姿になっちゃうよね。

(今後池が復活してもそれは爆弾の池じゃなくて重機が掘った池ってなるもん)


14.JPG


本日のタイトルにふさわしい農道を

のんびり走ってまた掩体壕エリアへ


46.JPG


こんな感じで

普通に存在してるのが良いでしょう?



公園になってる城井一号掩体壕以外の残りの9基は

こんな風にみ~んな倉庫として利用されています。





そんな中を走ってると

なんと11基目の掩対壕を発見!


47.JPG


いや、違うか。



あのねぇ、掩体壕ばかり見てると

こんな盛り上がったのを見るとみんな掩体壕に

見えちゃうんだよ。




たぶんお察しかと思いますが

これは「古墳」


48.JPG



さぁ、みなさぁ~~ん!

大好きな古墳の時間ですよ~~!




初めて来たけど

「葛原古墳」って言うらしいです。

49.JPG



でもなんだか

銭湯を経営してる魔法使いの婆さんのところに

行っちゃいそうな風景だな。




高さ6mの丘に登ると

祠があります。


50.JPG



まぁ~、当然覗くよね。


51.JPG


格子の隙間から中を見ると

ミイラとかがあったらどうしようと思ったけど

石室の天井の巨大な石が見えるだけでした。


52.JPG



この巨石の下は竪穴式石室になってるそうで

5世紀半ばからの前方後円墳の円墳だけが残った物じゃ

ないかって事です。



まぁ、詳しいことはわたしもよくわかんないし

とにかくたった6mの丘でも周りが

ぺったんこなので凄く景色が良い。


53.jpg



では神の国から帰ります。



54.JPG


Blue・bee号のエンジンをかけ

そろそろ帰る方向へ。





農道ばかりを選んで走って帰ろうと思ったけど

R10を横断した先にある

四日市の街の中を散策した事が無かったので

ちょっと寄り道。



15.JPG



旧道らしい細い道に入ると

こんな立派な山門が出現しました。


55.JPG


「四日市別院(東本願寺)」



近くは何度も通ってるけど

こんな大きな山門があったなんて知らなかっぱ。


56.JPG


彫刻も凄い。



57.JPG


慶応元年(1865年)に建てられたんだって。



本堂も大きくて立派だったけど

車がいっぱい停まって写真を撮る感じじゃなかったので

山門だけじっくり見て帰りました。



58.JPG



引き続き帰りのHFRに戻るまで

農道を繋ぎます。




すると途中で・・・


17.JPG


溝で子供を遊ばせる母子を発見!



いいね~

スローライフの英才教育中ですか?



19.JPG



帰りのルートは道幅は広くなってはいますが

順調に農道を繋いでいます。


18.JPG



何処を走ってるのかさっぱりわからん。




ただ山が見えない方角が海なので

家の方角に走ってるのは間違いない。


20.JPG



日が長くなったお日様も

傾いてきました。




やがて田んぼ道から山道へ・・・


60.JPG


あっ!

知ってるトンネル!




適当に走ってると耶馬溪に抜ける

k44に入ってたらしい。


21.JPG



道が判って安心したのでちょっと脇道探索。


22.JPG



ずっと先まで行ける道って言うのだけ確認して

引き返します。

(薄暗い林道になったんだもん)




暗い森に入る前に在った

茶畑 ↓

23.JPG


離農してしまった茶畑かな?



お茶の樹って手入れしないと

こんなわけの判らない樹になっちゃうのね?



k44を抜けた後は吉富からHFR(アグリライン)に入り

暗くなる前に全開で駆け抜けるのだ。

(夜行性の鹿が道路に出るからな)




ほぼ大型バイクと同じペースで走りきって

近所まで帰還!


61.JPG



家の近くの沈下橋で夕日を見ようと思ったけど

雲に隠れちゃったよ。




しかし日没後のマジックアワーがわたしの好きな時間。


62.JPG


刻々と変わる空の色にポツリと輝く

一番星を眺めながら今日のツーリングはおしま~い。




どこかに行きたいから走ったのじゃなく

走りたいから走ったらこんなルートになったって感じの

ツーリングでしたが冬枯れした田んぼの中に

麦の新芽で覆われた田んぼも出てきて春が近いと感じた

1日でした。



でも、まだ朝晩は寒いので

遠くまで走るのはもうちょっと先かな?




ではまた走るまでゴキゲンヨーー!



◇◆◇ Minorist Hibiki ◇◆◇

にほんブログ村 バイクブログへ にほんブログ村 バイクブログ カワサキへ にほんブログ村 バイクブログ ツーリングへ
にほんブログ村