春1番も2番も吹き荒れて
もう何番が来たのかわからないまま
春の足音が聞こえて来ていますが
皆様風邪や花粉症は大丈夫でしょうか?
(わたしはすこし鼻の奥がカピカピしてますケロ)
そんな一足早い春めいた晴れた週末に
わたしは誰も誘わずにツーリングでございます。
今日は阿蘇エリアの野焼きが始まり
一面真っ黒になってしまう前に
金色の大草原を見に行ってみようと思います。
日曜日なのにソロツーなのは他に何も企画が挙がってないし
何時ものように二度寝三度寝しても良いように
お気楽な出発がしたかったからだよ。
なので
やっぱり2度寝してすっかりお日様が上がった頃
しゅっぱ~~つ!
旧HFR(アグリライン)を快走して
上毛スマートICから東九州道へ
上毛PAで温かい缶コーヒータイムを取って
別府ICまで走りま~す。
湯煙と別府湾を眺めながら別府ICで降りて
k11で山を登ります。
そして2年に一回くらい来てるんじゃないかと
思う鶴見岳の下に到着。
やっぱり雪も霧氷も無いみたい。
でもせっかくなので登りますよ。
もちろん文明の「リキ」でな・・・
日曜日に乗ることなんて無かったので
「こんなに人気スポット?」ってくらいお客さんが乗ってて
立ったまま山頂へ行きます。
歩いて登ると絶対途中でくじけそうな斜面を
10分程度で上がっちゃうので
耳の気圧調整が忙しいです。
いっぱい唾を飲み込んで
は~い、到着!
やっぱり雪は無いけど
青空が下から見るより濃いです。
気温は・・・
氷点下ですよ。
でも日差しがあるしバイクの格好のままなので
ぜんぜん寒くありません。
しかもジドリしてると
逆に暑いくらい。
雪も霧氷も無いのだけど
これだけ天気が良いので久し振りに鶴見岳の
山頂を目指してみましょう。
空がさらに濃い青に。
数年前に登ったけど
あれから歳食ったのでけっこうきついのよ(汗)
なのでゆっくり登りながら
たまに振り返ると別府湾が綺麗。
登山というよりロープウェイで来た観光客が
足を伸ばして山頂へいける遊歩道って感じですが
ずっと階段です。
歩幅が合わずイライラする階段です(笑)
階段を上る担当の軸足を変えながら
1375mの山頂に到着!
「ヒャッポーー!」
九州に住んでると千メートル越える場所ってだけで
テンションあがるよ。
(山は多いが最高でも1700mをちょっと超えるくらい)
別府の街も
別府八湯の源の塚原火口も見えます。
山頂のアンテナの裏へ回ると今度は
雄大な由布岳が見えるよ。
由布岳の方が1583mとこっちより208m高いのに
低く見えるのはなんでだろう?
(登山あるある)
山頂のモニュメント付近は観光客いるけど
由布岳の見える方はわたしだけ。
やっぱり大自然の真っ只中に身を置くって
最高に気持ちいいいわ。
特に苦労しないで行けるっていうのがまた
良いのよ。
(もちろん自分の足で登って見た景色には適いませんケロ)
んじゃ、絶景を堪能したし
下りましょう。
雪は無いと言ったものの
斜面の向きなどではまだ少し残ってるので
滑らないように注意しながらターミナルまで戻り
下りのロープウェイに乗って下界へ
下の駅の横の建物では世界一大きな花が展示中でした。
ケースに入れられたラフレシアなんだけど
これって本物かな?
見た目の質感は本物っぽいけど
ケースに入ってるのであの腐った肉の香りって言うのは
体験できませんでした。
トイレも済ませてそろそろ
銀ガメ号に戻ろうとすると・・・
下りのロープウェイからも見えてたけど・・・
な~んか2年前も同じような事があったような
気がするよ。
せっちゃん、1号から3号まで3人いるので
迎撃率が半端無い。
しか~し今日は案内する気もな~んも無いので
勝手に走っちゃいます(笑)
面白いので逃げちゃおうと思って
ちょっと頑張って走ってみたけど
工事で片側通行などもあるし
やっぱりR1は振り切れそうにニャイ。
k11で城島高原の前を走って
さっき上から見た由布岳の方へ
すこしづつ森が薄くなって
草原っぽくなっていく過程が大好き。
原生林の木漏れ日もまだ
葉っぱがないので明るいです。
そしてドーーンと広がる大草原。
とりあえず由布岳が見える定番の
場所へ来て見たよ。
ウヒャーーーー!
今日は空が綺麗なので絶景だよ。
せっちゃんは夕方までに戻らないといけないらしいので
すこし下に下ったところで良さそうな場所を見つけて
そこで集合!
一瞬で燃えちゃいそうなほどカラッカラの草原が
野焼き前しかみれない風景なのでございます。
サクサクと音を立てる草原を歩いてるだけで
至福の時間です。
調子に乗ってまた集合・・・
もちろん一人でもジドリ
あ~、楽しかっぱ。
ガタガタの空き地でUターンして
ツーリング再開。
狭霧台展望所(閉鎖中)の前の絶景ロードを下ります。
大草原の中を下って私はk11へ
せっちゃんはそのまま直進してk50で安心院方面に
抜けて帰るので走りながら手を振ってそれぞれの道へ。
「じゃ~ね~!迎撃ありがとう。気をつけて」
つかの間のランデブーから再びソロツーリング
k11の途中から由布院の街の中に入って
由布院駅の裏側へ抜けます。
ちょうど線路沿いに出ると
遮断機の音がしたの銀ガメ号をとめて
鳴ってる踏切の方を見ると・・・
ナナツボシでした。
ゆふいん駅で連結するのに
切り離した後みたいです。
実はナナツボシを見ることはあっても
写真に撮るのは初めて。
本当はもっと近くまで行って見ようかと思ったけど
お腹すいたのでランチ場所を探します。
はい、何処で食べるとかな~んも考えてない
お気楽一人旅ですよ。
観光客がウジャウジャいるエリアでは食べたくないので
ちょっと郊外の良い雰囲気の場所を流してると
こんなホテルを発見!
「湯布院 ホテル 森のテラス」
可愛いよね。
そのホテルの敷地内にある
「カフェ & ギャラリー ラベンダークラブ」で
今日のランチはココとする。
実は2年前くらいに出来たばかりだけど
地震でずっと休業中だったのを今年の1月から再開したんだって。
なので穴場中の穴場って事で
日曜日のランチタイムなのにお客はわたしだけ。
店内はぜったい女子ウケする造りですが
おじさんもこの雰囲気好きです。
テラスから見える
古きよき時代の湯布院の面影を残す風景が最高。
元々湯布院が人気になったのは温泉もあるけど
観光地化が進んだ別府温泉から
長閑な農村の風景に癒されたい方がいっぱい訪れるように
なったからなんだよね。
今は人気が出すぎて中心街は
昔の湯布院の面影はないかも。
で、想定外のバイクのお客が来ちゃったため
ホテルのフロントの方が先にランチの用意が出来るか
聞いてくれたので無事に食べれました。
(それくらい穴場なのよ)
色々とメニューがあるのだけど
今日はコレが一番早く出来るって言うので
トマトとチキンのパスタです。
チキンのモモ肉が4本入っていて
どれもがフォークで突くだけでツルンとお肉が骨からはずれるほど
柔らかく煮込まれていてめっちゃ美味しい。
欲を言えばお皿の底にたまった煮汁が
もっと濃厚だと良いかな。
食後の珈琲も美味しく頂きご馳走様。
(珈琲大好きなのでこれが美味しいかどうかはかなり重要です)
それとこのカフェのマスターさんはバイク乗りで
今は降りてるけどずっとドゥカティのフルカウルに
乗ってたんだって。
食べてる間もずっとバイクの話をしてたけど
食後は一緒に銀ガメ号のところに行って
バイクの前でしばらくバイク談義(笑)
(お客さんはわたしだけだもんね)
では、マスターに見送られながら
先へ行きま~す。
何時ものようにヘンテコな道を選ぶでもなく
普通にやまなみハイウェイを走ります。
こんな天気の日は
狭い林道より空がいっぱい見える王道を
行くのが良いみたい。
バイク乗りでよかっぱ。
ジャケットのファスナーを開けたところから
入ってくる高原の空気が気持ちが良い。
(ちょっと寒いって言うのはやせ我慢で乗り切るのが響の美学)
絶景の長者原も通過し
牧ノ戸峠を越えます。
週末だけど車が少なくてとっても
走りやすいです。
瀬の本高原からR442に曲がって
久住連山の近くへいける道へ
この冬枯れした森が良い感じなのよ。
先には赤川温泉があって
登山口の駐車場で行き止まりになるのだけど
その途中の森の道がわたしのお気に入り。
バイクのエンジンを停めると
野鳥の囀りと落ち葉がカサカサと風に揺れる音しかしない。
そのひと時がたまらなく好き。
森を突ききる道の先は久住連山。
こんな道を行き止まりにまるまで走ります。
Uターンには困らない程度の駐車場があるので
そこでクルっと向きを変えて
花公園の臨時駐車場へ
めったにここに車が停まる事はない
臨時の駐車場でそのうえ花が少ない時期なので
当然貸切状態。
こんなに山がくっきり見える時って少ないので
今日は来て見て良かったかも。
今日は定番コースを巡ってる勢いのまま
定番の久住高原コテージまで行く道を走って見ます。
マイナーな道ばかりを追い求めてるけど
やっぱり定番は定番になるべく素晴らしい風景だったり
するんだよね。
あれだけ邪魔だと思ってる電柱も
ここでは良いアクセントです。
久住連山以外は
見渡す限りの大草原。
もうこんな風景を見ると
ジドるしかないでしょう。
テイク10ほど撮りまくって
草原をのんびり流します。
野焼き前の大草原はいかがでしたでしょうか?
わたしの九州Loveが止まりません。
そんな思いが少しでも伝わればと
思ってこのブログを書いています。
じゃあ、そろそろ帰る方向へ走らないと・・・
R442から再び瀬の本高原に戻って
小国からファームロードWaita
すると前にスパイダー軍団が・・・
付いていくには遅いし
抜くには速い(汗)
仕方なく付いて見てみてみると
マリオカートみたい(笑)
分岐で別れたので
わたしはそのままペースを上げてR387(サバンナ)で
玖珠まで抜けました。
しかし15時を回ってファームロードを走ってる頃から
めっちゃ寒くなったよ。
(電熱ベストはOFFのままだったケロ)
ずっと走ってると寒いので
豊後森で停車。
するとゆふいんの森号も豊後森駅に停車していました。
由布院に向けて走り出すゆふいんの森号を見送って
わたしは久しぶりの豊後森機関庫跡へ
弾丸ツーリング組を案内してる時に
連続で来たころがあるけど一人で寄るのは
ほんと久しぶり。
知らない間に裏まで行ける舗装路が出来てたよ。
(農作業車用らしいです)
廃墟感が無くなってるけど
窓の割れた機関庫は哀愁ありますわ。
で、機関庫に寄ったもののジドリとかしてないし
やっぱり寒いのでちょっと暖を取るためここにピットイン ↓
「金太郎」
kiyomakoさん、おじゃましまぁ~す!
とりあえず温まる珈琲くださ~い。
生き返るわぁ~。
バレンタインでもらったらしい源氏パイのチョコを
お茶うけで頂きます(笑)
お客(お金払ってないのでお客じゃないかも)はわたしだけなので
しばらくkiyomakoさんと雑談して過ごします。
その雑談の中の会話でkiyomakoさんもマイナリストの
オリジナルポロシャツを買ってるくれる事になったので
闇ブローカーとのじんに追加注文入れておきました。
こうしてポカポカした中で生き返ったので
「ごちそうさまぁ~!」
ポロシャツが出来たら持ってくるね~と
kiyomakoさんと約束を交わして
耶馬渓抜けで帰路へ
ちょうど青の洞門のところで夕陽が沈みました。
ほんのり赤く染まった山国川と競秀峰
それと前回のツーリングに引き続き
ラストは沈下橋。
山の上だけを照らしてた夕陽の光が
どんどん消えていくのを眺めます。
寄り道はこれが最後、
後は旧HFR(アグリライン)を走り抜けてツーリングはおしまい。
金太郎を出てからは
ずっと電熱ベストのスイッチを入れてるので
寒くないまま帰れました。
Tポイントを貯めたいので
エネオスでハイオクを満タンにしてガレージへ
今日はわたしの九州Loveなツーリングに
お付き合いいただきありがとうございます。
季節で姿を変える阿蘇や久住の絶景を
これからもお伝えできればと思いますので
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◇◆◇ Minorist Hibiki ◇◆◇
九州Loveな方もそーでも無い方も押してって ↓ ↓ ↓



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