[沖縄ツーリング1日目:めんそ~れ]はここから
<・m= ピーチョ ピヨピヨ ピーチョ ピーチョ
皆様おはようございます。
スズメじゃなくてイソヒヨドリの声で目覚める
沖縄2日目の朝。
那覇市内の朝のラッシュを避けるため
ちょっと早めにホテルをチェックアウトするよ~。
まだ6時をすこし過ぎただけなのに
思ったより車が多い。
(沖縄の人って早起きなの?)
南国沖縄と言ってもさすがに朝は肌寒いので
インナーを1枚下に着て今日は沖縄本島の真ん中へんで遊ぶ予定だよ。
(すげぇ~ザックリしたプランですみません)
実際に沖縄県の形の板を作ったら
重心点になりそうな場所の周辺をウロウロした2日目でした。
まずは那覇市街地から出て北上し
k81沿いにある普天満宮(普天間宮)に参拝。
琉球八社のひとつで
歴史の古~いお宮様です。
(すぐ横はあのニュースでよく耳にする普天間基地ですケロ)
境内の裏には拝所がある洞穴(鍾乳洞)もありますが
10時からしか入れないので本殿でツーリングの安全の
お参りだけして先へ行きます。
R329から具志川の方へ行って
走ってみたかった海中道路へ来て見たよ。
朝日を浴びる海中道路

早起きしてヨカッパ。
この海中道路を進むと平安座島で
その島からさらに浜比嘉大橋を渡って浜比嘉島(はまひがじま)へ
小さな島ですがアマミチューや
シルミチューなどがあって
神々が住む島って呼ばれてるんだよ。
海沿いにある男神のアマミチューに道から挨拶して
昔ながらの沖縄赤瓦の家が並ぶ集落の奥にある
シルミチューに来てみました。
ちょっと秘境的ムードも漂ってるよ。
漁港の隅っこにX号を停めて
鬱蒼とした森の中へ入ると鳥居が出現。
ここは琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)と言う神話の霊場で
女神のシルミチューを祀る場所。
階段を登ると大きな琉球石灰岩の壁に
鍾乳洞の入口がぽっかり開いています。
入れませんが本来の拝所はこの中みたいです。

覗くと・・・・
立派な鍾乳石が見えるよ。
琉球の人々を産んだ神様にふれ
響のツーリングは次のスポットへ
長閑な浜比嘉島を出て
再び海中道路を走る。
ここに来て確信したけど
沖縄の地元の車ってみんな速いぞ。
たぶん北海道と同じくらいの平均速度じゃないかな?
だってバイクで気持ちよく走れる速度で走ってて
抜かれる事ってここと北海道しかないもん(笑)
島時間などがあってのんびりしてるイメージが強いけど
車に乗ると別人になる県民性があるのかな?
しばらく海を見ながら走っていましたが
途中から高台へ向かう道へ上がります。
高台って事はあれですよ・・・
「1日いちカッパ」・・・じゃなくて
「1日いち城」ですよ。
「世界遺産:勝連城跡」
ここは城壁しか残ってない感じとか
タダって事で来てみたかったお城跡です。
(タダは大事です)
駐車場にバイクを停めて少し
坂を上がるだけでこの風景が見れるって素晴らしい。
しかも世界遺産独り占め。

琉球石灰岩を切り出した階段は見た目に反して
ツルッツルに滑るのでちゃんと階段が設置されています。
美しい角度からでは階段が見えないような
設置の仕方も良いね。
余談ですが沖縄のアスファルトには石灰岩が混ざってて
雨の日や濡れてる所はめっちゃ滑るらしいので
バイクで走る人は注意だよ。
滑る階段 ↓
段が水平な階段なので安心ですが
たまに傾斜がついてる階段があるので
転ばないようにしましょう。
しかしこの情景はここじゃないと見れない雰囲気だね。
勝連城・・・もらったぁ~~~!
てっぺんからはさっき通った
海中道路と浜比嘉大橋が見えます。
15世紀に阿麻和利が居城したお城は
緩やかに描く曲線がとっても美しい城壁が特徴で
とってもお気に入りの場所になりました。

いつまでもここでのんびりしたいけど
まだ行きたい場所もいっぱいいっぱいあるので
先へ行くよ~。
具志川市の市街地を抜けてk73
この県道を抜けると海が太平洋から
東シナ海へと変わります。
今までと違う雰囲気の海が見え始めたところから
k6に入ってバイク乗りらしく先っちょを目指してみました。
「真栄田岬」

キャーー!
キャーー!
先っちょ最高ーーー!
駐車場には水着の人がいっぱい居たので
普通に浜があるだけかと思ったけど
めっちゃ景色がよかっぱ。
なのでちょっと遊歩道も歩いてみるね。
見える岩はまた石灰岩なんだけど
荒々しくてカッコイイ。
波に削られて
どんどんキノコみたいな形になっていくんだろうね。
近くには人気のダイビングスポットの青の洞窟もあって
ツーリングじゃなかったらチャレンジしてみたい。
いや~、南の海はやっぱエェ~わぁ。
綺麗な海を見て浮き浮きした気分で戻りますが
周りにある藪からデカイバッタがいっぱい飛びかってビビります。

調べると日本最大のバッタでタイワンツチイナゴって言うらしい。
まさかのムシムシ倶楽部に発展しそうな展開を振り切って
浮き浮きした響とX号は真栄田岬の隣の先っちょへ向かいます。
6kmほどしか離れてないけど
またさらに岬っぽい風景に変わるよ。
残波岬へ向かってるのだけど
その手前にあったニライビーチが綺麗過ぎて震えた。

あ~、これ
ベタですが私の沖縄のイメージそのまんまの風景です(笑)
駅前の旅行会社に貼ってるポスターって
こんな感じだよね?
わたくしこの風景をヘルメットをかぶったまま見てて
かなり周りの人から浮いてますが
ちょっと感動したよ。
浜に生えてる樹には
なんだか喰えそうな実もなってるし・・・
(アダンっていう樹の実です)
飛行機でたった1時間半でこんなに
違うところに来れるって凄いね。
で、エメラルドビーチの先には
目的地の残波岬に立つ「残波岬灯台」

公園整備されているので
人がいっぱいですが沖縄で一番高い灯台は
是非とも見てみたかった灯台なんだよ。
初点燈は昭和49年(1974年)で
高さは31mあります。

荒々しい崖の上に建っていて
水面からの高さだと44mなんだって。
全国に15基しかない登れる灯台ですが
観光客がいっぱいだし200円いるし眺めるだけね。
私流の眺め方で残波岬灯台コンプリート!
あ~、なんて充実した日なんでしょう。
もうたっぷりと1日分を満喫した気分だけど
まだ午前中なんだよね(笑)
残波岬から戻ってR58を北上。
沖縄を南北に貫くメインの国道なので
交通量が多いけど
恩納村の海はまた別格でございます。

有名すぎる万座毛は予想通り
「れ」ナンバーの車で渋滞だったのでパスして
向かいの万座毛ビーチへ
あ~、なんて南の島的なんでしょう?
木陰にはリア充さん達が何組もくつろいでいますが
その前をヘルメット姿で横切ってあげます。
しかも視界を遮るような場所に仁王立ちになって
写真を撮っちゃいますわ。
慣れて来ると周りの視線とか
な~んにも気になんねぇ。
だってこの景色はてめ~らだけに見せておくのは
勿体ね~ぜ。

やっぱり九州はヨカねぇ~。
あれ?
沖縄も九州地方って事で良いんだよね?
どうも地方区分では含まれてないみたいなんだけど
天気予報とか一緒に表示されるから
九州で良いじゃない。
万座毛ビーチの海にクラクラ来た後は
また北へ向かいます。
ここでちょっと道を間違ってまた太平洋側へ行っちゃうのですが
丁度お昼になったので見かけたお店でランチタイムにします。
タコライスと迷ったけど
海の近くなので「海鮮丼」
サーモンもイクラも沖縄と関係ないけど
好きなので美味しくいただきました。(笑)
本来行く方向だった名護の方にリルートして
屋我地島へ向かいます。
島に渡る橋の手前の海がまた
クラクラするのよね。
こんな海が走りながらずっと見れるって最高だ。
小さな橋を渡って屋我地島に渡り
まずはアコウハンターとしてのミッションを果たします。
南国なのでアコウの樹なんかあちこちに有るのだけど
ちゃんと保護されてる対象の樹って少ないんだよ。
路地の奥にあるので
地元の方に聞いて到着したのは「済井出のアコウ」
いっぱい巨木を見てきたので
大きさ的はそれほどじゃないけど
グネグネ具合が素晴らしい。
本島には精霊が宿るというガジュマルもいっぱいあるけど
わたしはこのSF映画に出てきそうな地球外の植物っぽい
アコウの樹の方が好きだ。
静かな田舎の集落の端っこにある
木陰があたしを癒してくれる心地良い樹でした。
だいたいアコウの樹って海岸の近くにあるのですが
このアコウの樹がある海はこれ ↓
この周辺は海が半端なく綺麗なので
ホテルの有料ビーチだったり私有地で入れない所が多いのだけど
済井出のビーチは自由に入れます。

こんなの見てると帰りたくなくなっちゃうよ。
済井出の集落を出て長閑な屋我地島のサトウキビ畑の中を
走っていくと次の島へ渡る橋が見えて来ます。
もう遠くから別格な海が見えてますが
沖縄観光では絶対外せない古宇利大橋だよ。
2005年に開通した橋は
まさに絶景!
黒潮と沖縄らしい珊瑚砂のマリンブルーとの
コントラストが美しいとです。
駐停車禁止じゃないので
バイクは停めて眺めれるけど
観光客は長い橋を歩いて写真を撮りに来ています。
この美しい古宇利大橋を渡って古宇利島に渡りましたが
島は1周しただけで戻る予定です。
橋のたもとはショップもあるしビーチの駐車場もあるので
人と車でごった返していましたが
島の道は長閑だよ~。
しかし島の奥にいくとまた「れ」ナンバーの車が列を作ってたので
スリ抜けて入っていくと・・・・
あれだ・・・
福岡県も嵐が出るCMで宮地嶽神宮の光の道が大人気に
なっちゃったけどここもそのCMの奴だった。
「ハートロック」
心の綺麗な人はハートに見えるでしょう。
(カブトムシの角じゃないのか?)
それより人がいっぱい過ぎて笑ってしまったよ。
(平日だよ)
遠くからハートロックを眺めて
X号に戻ってツーリングを再開。
さっき渡ったばかりの古宇利大橋を渡ります。

なんて言ったらいいのかな?
たぶんレンタカーでも同じように綺麗な海は見えると思うけど
きっとバイクじゃないとこの感動はわかんないだろうなぁ。
島から出て本部半島に渡って
R505で西に向かいます。
国道からちょっと入ったところに
またお城が。
「今帰仁城跡」
「一日いち城」って朝に言ったばかりなので
入りません(有料だし) ←それ大事
観光地が集中しているエリアなので観光バスもいっぱい停まってて
人もウジャウジャいたので道路から見るだけにして
本部半島の先っちょに行きましょう。
備瀬の村の中にあった
古い神社の中にX号を停めさせてもらって
フクギ並木を見に来て見ました。
静かな村の風景を連想してたけど
しっかり観光地化されとるわ。
防風林として植えられた
フクギの並木 ↓
「福木」と言ってとっても縁起が良い樹ですが
並木の間の道は珊瑚砂じゃなくて観光客用なのか
コンクリートの道になっちゃってました。
それでもフクギの木陰はひんやりとしてて
気持ちい良いよ。

しっかり観光したい方はレンタサイクルもあるので
そちらを利用するといいかもね。
同じ備瀬に備瀬のワルミも行く予定だったけど
もう綺麗な海もお腹いっぱいなので今日はこれくらいにしておきましょう。
今日の宿泊地は程近い名護市内なので
のんびりと国道を走りつつ
途中のパーラーでパインジュースを飲みながら休憩。
昨日と同じようにホテルの場所をスマホに案内させて
名護市街地へ。
もっとゴチャゴチャした街の中にのホテルかと思ったら
国道沿いでナビが無くても来れたかも。
「センチュリオンホテルリゾート沖縄名護シティ」
まだ明るいけど早々にチェックインして
着替えの枚数を間違えたので
コインランドリーで洗濯したり部屋でゴロゴロして過ごします。
そして夜・・・
んじゃ、飯喰いに行くかぁ!
ホテルから歩いて5分くらいのところの
お店をホテルの方に聞いておいたのでそこに
おじゃましま~す。
あ~、どれもうめぇ~~!
泡盛は危険と昨晩に勉強したので
今日はお酒もほどほどにごちそ~さま~。
さぁ、明日は沖縄最終日。
気合入れて寝るぞ~~~!
ZZZzzz・・・・
つづく


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