今日はちびっ子バイクで
山の中に行くよ~~~~!
ポコポコーーー=З

と、声をかけたてみたのは良いけど今日は平日・・・
誰かくんのかな?
香春のRでホットココアを飲みながら
のんびり誰か来るのを待ってると今日の生贄さんが到着。
「おはよう
![[晴れ]](https://blog.seesaa.jp/images_e/1.gif)
平日休日問わずいつでもOKと言う貴重な生贄でござます。
しかも大きなバイクでも小さなバイクの時でもどっちもOKなうえ
それほど介護を必要としない超便利(優秀)な生贄さんなのだ。
やっぱり他は誰も来ないようなので出発します。
もちろん今日のツーリングのホストはわたくしですので
何時ものように先導さん頑張りまぁ~す。
行き先は大分県の「玖珠」周辺。
そう、ミッションは2つほどありますが
ここら辺で遊ぶって程度しか考えてね~よ。
それと今日はちょっと撮り鉄気分なので
初めから鉄分多目で行きたいと思います。
英彦山駅の手前で日田彦山線を眺めて
小石原の峠を越えます。
せっかく峠を越えて下ってますが
また山に向かって走って
「筑前岩屋駅」

どうでしょう?
葉桜がとっても綺麗じゃないですか。

「曇天の満開より晴天の葉桜」という
わたしの満開を見れなかった悔しさから生まれた
格言通り葉桜でも綺麗だったよ。
ここで列車を待とうと思ったけど
さすがローカル線だけあってしばらく来ないみたい。
(今日のもちっこさんは「時刻表係り」)
列車も来ないので筑前岩屋駅を出て
せっかくなので響のビュースポットをもちっこさんに教えます。
法面のツツジが咲くころがまた良い所なんだよ。
林道からの眺めですが
ちびっ子バイクなのでそのまま構わずどんどん林道の中へ・・・
コンクリートにお椀で型を付けたみたいな
山道(k107)に入ります。
ブルブルしてまともな写真が撮れませんケロ。
深い山を越えるとそこは「小鹿田焼の里」(おんたやきのさと)
昔ながらの方法で陶器の土を
砕いています。
もちっこさんは初めてだったらしく
ちょっと興奮気味・・・(汗)
R212に出て日田の市街地の方には行かずに
広域農道に入った所で寄り道だよ。
いいちこで有名な三和酒類の
「いいちこ日田蒸留所」
敷地内を解放してくれているので
ここで花見タイム。
ソメイヨシノは終わりだけど
この枝垂れ桜は花運のいい生贄を連れてきてるおかげか
一番の見ごろを迎えています(品種名は知らん)
ピンクが濃くて綺麗でした。
試飲が出来る棟などもありますが
今日はバイクなので御庭だけ堪能させて
いただきました。
平日だからなのか20分ほど滞在したけど
見学者はわたしたち以外は誰も来ませんでした。
警備員さんに挨拶して先へ。
ここからはあまりマイナリストでは走らない
k48で玖珠方面へ

序盤はこんな感じでとっても快適な道です。
やがて道は細くなったり綺麗になったりを繰り返すけど
小さなバイクだと最後まで快適まま走れます。
その途中にあった「きじ車の里」

巨大なきじ車が上にあって
芝桜もチラホラと咲いててとっても綺麗じゃない。

熊本県などでは「きじ馬」と呼んだりする玩具ですが
林業が盛んな土地らしくきじ車の保存会があるみたい。
そこで昔はもっと芝桜が咲いてたと教えてくれた地元の
おじさんに玖珠に出るのに国道へ出たほうが速いか
k48を行った方が近いか聞いてk48へ。
どうして急に近い方を聞いたかと言うと
玖珠の金太郎にヒロキチさんが来てるってLINEが入ってたんだよ。
広島からフェリーで早朝に国東半島に上陸していたのは
FBで知ってたんだけどたぶん
阿蘇の方に行くだろうと思っていました。
(県外ライダーはフェリーで来るとみんな阿蘇か由布院を目指す・・・あるある)
でも一応「今日の10時ころ金太郎に行きます」とカキコミをしたら
もう金太郎に来ちゃってるみたいなのよ。
そんな事知らないまま走ってたので
金太郎に着いたのは11時ちょい前(笑)
早速ヒロキチさんの
NEWバイクのR1200GSアドベンチャーのお披露目だよ。
もちっこさんがおまけで乗ってるけど
カッコイイね。
(すぐ売るかもしれないケロ)
キャンプ道具を満載してるし
乗ってる方が小さいのでますますでかく見えます。
とりあえず金太郎に来たのは
kiyomakoさんにマイナリストのオリジナルポロシャツを
配達するためでガレージでヒロキチさんと話してる
kiyomaoさんに無事に物を渡して一個目のミッション完了!
(もちろんポロシャツの代金も頂きます)
では11時だけどお昼のランチにしま~す。
今日はトロトロオムライスにしてみました。
ヒロキチさん、「御馳走様ぁ~~」
では、ヒロキチさんも合流したし
とり天さん情報をもとに山奥にあると言う三椏(ミツマタ)の大群落を
探しに行くミッションに行くよ~~~!

本当はちびっ子バイクなので山の中を彷徨って自力で探そうと思ってたけど
急遽ヒロキチさんも参戦したのであまり林道で
Uターンはしたくないだろうと
わたしなりの優しさでkiyomakoさんに場所を聞いておきました。
しかし・・・
スマホにピンポイントに登録して来たのに
山の中はGPSの感度が悪くて迷いまくりです。
あ~、でも景色は良いのよ。

その後もダートで行き止まりを数回・・・
100%場所を聞いたはずが
自力で行った感100%になっちゃいました。
そうして苦労の末、見つけた絶景がコレ ↓
キャーーーー!
キャーーーー!
もちっこさんと一緒に「鼻血が出る~~~!」と
叫びながら森を駆け巡ります。
ヒロキチさんは深いダートに新車を入れ込んでしまって
顔が蒼くなっていますが山の斜面は
三椏の花で淡い黄色に染まっていてまさに秘境の花園だ。
その昔、和紙を作るため栽培された
三椏が長い歳月をかけてここまでの群生を作ったのでしょう。
こうして3人でキャーーキャーーはしゃいでると
観光協会の方と新聞社の方が来て
もちっこさんがモデルになってたよ。
「良いんですか?小さいけど良いんですか?」と
ちゃんとわたしがフォローしておきました。
場所は未公開ですが
観光協会の方は観光資源にしたいらしいので
いずれ有名になっちゃうかもね。
では秘境の中に現われる
金色の山で集合!
こうして金運カラーいっぱいの
山を拝む本日最大のイベントは終了。

感動をありがとう。
あ、ヒロキチさんのバイクのUターンのお手伝いをしなきゃ・・・(笑)

(見てるだけのもちっこさん撮影)
「持ってって!」
「あ、放して」
「ちゃんと持ってて」と
ドタバタ喜劇の末無事Uターン完了。
バイクはアドベンチャーだけどわたしと同じく
乗り手はアドベンチャーじゃ
無いらしいので余裕ゼロなのがウケるわぁ。
(新車で慣らし中だしね)
三椏の山から脱出した後は
ヒロキチさんから「伐採山」に行きたいという
リクエストを頂いていたのでご案内。
小さな原付2種2台の後ろを巨大なバイクが
追い回していじめてるような隊列で
伐採山に到着。

久しぶりに来たけど
やっぱりここは気持ちエエわぁ~。
天気も良いのでピクニックしてる
女子達ちもいました。
で、ここに来たらやっぱり
ハイジのブランコでしょう。
漕ぎ方を忘れたと言うもちっこさんを押してあげた後は
自力で漕ぎますがブランコってめいっぱい漕ぐとめっちゃキツイのね。
押してあげたり自分で漕いだりと
支えたりと今日は体力使う日です。
ブランコはなんとか45度くらいまで頑張ると
スピード感がめっちゃ気持ちいい。
帽子も風圧で飛んじゃうよ。
では少年少女に戻った3人でまた集合!
すがすがしい風を感じた3人は
伐採山で一番景色の良い場所へ行くけど
今日は平日なのにカフェがオープンしています。
無料で入れますが絶景だよ。
外に停まってるワゴン車で飲み物買って
のんびり景色を眺めて過ごす至福の時間です。
もちろん外に出ればさらに絶景でございます。

ここでヒロキチさんは小国のキャンプ場に向けて
離脱するらしいのでお別れの集合。

まぁ、翌日マイナリストの飲み会で会うけどな。
この写真を撮ってると集合写真のドタバタを見ていた
地元のおじさんから「あんたら幸せな人生送れるよ」と言われたよ(笑)
山頂の駐車場でヒロキチさんと別れて
再び生贄を後ろに従えて山を下ります。
下る途中にある「もちっこ像」
見かけたら可愛がってあげてください。
その後はなんとなく日田方面へ向かいますが
国道に出たくないので
農道を適当に走りながら国道に出ないゲームをします。
わたしの適当は本当に適当なので
たまに人んちに入ることなんて珍しくはない。

「すまん」
でも迷いながらもちゃんと長閑な道に出れるという
響マジック。
途中良い感じの道があったので
戻ってジドリタ~イム!だよ
最近導入したフジフィルムのXP120のインターバル撮影機能を
使って撮って見ました。
もっとかっこよくなる予定だったんだけど
バイクが原付バイクじゃこんなもんか(笑)
この快適な道をずっと走ってると
出て来るのがこの滝 ↓

「三日月の滝」と言います。
ちょうど滝の横に「嵐山瀧神社」があるので
そこにバイクを停めてお邪魔しま~す。
狛犬ならぬ狛牛が可愛い。
(正座してるし)←後脚が変じゃね?
二重瞼ならぬ三重瞼の牛さん。
境内にはこんな綺麗なツバキも咲いていました。

もうこれはバラだね。
小さな神社なので御朱印は貰えませんでしたが
観音像もありましたよ。
ちょっと愛嬌がある観音様だな。
この観音様の前から
川に降りれる道を見つけたので早速
三日月の滝に行ってみまピョ~ン!
高さはあまり無い滝だけど
近くまで行くとけっこう怖い高さだったりするのよ。
でも馴れてくると
ギリギリまで行けちゃったりもします。
プチナイアガラっぽい滝で
遊びつくす2人。

さぁ、滝も間近で見て楽しんだし
戻るピョ~ン!
チッ!
ちっとも落ちてくんないよこの生贄さん。
(けっこうギリギリなので期待してたのに)
バイクに戻って玖珠川と伐採山

この風景好きだわぁ~。
このまま川沿いの道を下流に向かって行くと
旧道を通るのだけど
そこでこんな看板を発見!
行き当たりばったりでも
こんな看板を見逃さず見ていくのが響流。
で、看板の「御手植えの松」は天皇陛下が植樹した松の事らしく
まだヒョロヒョロでした。
な~んだと思ったけど
せっかく初めて寄るところなので階段を上がって見ます。
狛犬の目が金だ。
本殿は普通すぎるほど普通で
結論としては寄るほどでもなかっぱ(笑)
マイナースポット巡りをしてると
こんな事は当たりまえ。
登った階段をまた下ってツーリング再開。
ここまで国道を避けていたけど
もう脇道が無くなっちゃったのでR210を走ります。
するとちょうど喉が渇いたな~と思ってたところに
慈恩の滝の道の駅があったので休憩しま~す。
ここで「1日1ソフト」の豆乳ソフトを食べますが
パートの方が初心者だったらしく
ソフトが面白い形に・・・
「あ~、わたしはその面白い形で結構ですよ」と
言って作り直してもらう事無くお買い上げ。
もちっこさんのはベテランのおじ様が作ってくれた
正統派のソフトでございます。
何度か通ってると
すこしづつ形が良くなっていくという
パートさんの成長が見れるかもしれません。
お味の方はほぼミルク味で
ほんのり豆乳の香りがする感じ。
豆乳なので気分的にめっちゃヘルシーな気持ちで
頂けます。
道の駅を出るとしばらく
久大本線と並行して走りますが沿線に
カメラマンを発見!
わたしのモットウは「便乗」ですので
良い感じの鉄橋を見つけて停まって待つことに。
時刻表係りの
もちっこさんが「ゆふいんの森号があと5分くらいで来るで」と
言った通りに5分ほどすると遠くの遮断機の音がし初めて
綺麗なグリーンの列車が・・・・
キターーーーー!

ナナツ星も良いけどやっぱり前からある
この由布院の草原を思わせるカラーは好きだな。
鉄分を摂って日田で油分も補給。
何時もと同じルートばかりはつまんないので
R210を夜明まで走って
R211から小石原方面へ
まだ明るいので途中の大行司駅に寄り道です。

ね、鉄分多目でしょ?
ただ桜が綺麗だったので寄ったのだけど
駅の中にオシャレなカフェが出来ていました。

[駅喫茶 匙加減]

店内はアンティーク調でとってもオシャレです。
ランプも温かみがあって良い感じ。

ソーダ水のカルピスとゆずを・・・

もちっこさんとシェアしようと交換したら
もちっこさんの柚子ソーダのストローが
果肉も飲むため太くて私のカルピスソーダのストローは細いのよね。
で、同じ時間飲んで交換したら3分の2以上飲み干されとったわ。
くっそ~~!
どんだけの吸引力なんじゃい?
でも奢ってくれたので
「ゆるす」
ごちそうさま~の後は大行司駅のホーム
西日を浴びるローカル線のプラットホームは
寂しげでありつつ風情があります。
立ってる電柱が「木」って言うのも良いんだよ。

町中のすべての電柱は邪魔だと思ってるけど
この木の電柱は良い。
すっかり休憩を取り過ぎちゃったので
家に向かう川の土手の上の道で日没を迎えました。

家も近いしせっかくなので
日没後のマジックアワーを見て帰りましょう。

この移ろいゆく空が大好き。
今日はわたしの生贄と時刻表係りお疲れ様でした。
おかげで楽しい未知なる場所へ行けました。

今頃ヒロキチさんはキャンプ場で火遊び中かな?
こうして九州の自然の奥深さを知った
秘境の花園ツーリングはおしまい。
九州をより好きになっていただき
またのご乗車および生贄お待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
もちっこさんのレポ:「ミツマタ群生地をさがしに行こう」
ヒロキチさんのブログ