今日は何処へ行くって目的も無いけど
強いて言えばすこし涼しくなったので
ただいっぱい走って来ようと思って銀ガメ号さんに
跨って家を出ました。
なのでいつもより寄り道も少なくて
写真も少な目なレポでございます。
とりあえず向かう方向を阿蘇方面にして
ちょっと前まで九州北部豪雨被害で通れなかった
東峰村を抜けて行きます。
片側交互通行が多いけど
通れるようになってくれてることに感謝。
何時ものルートでファームロードへ
黒川温泉からとのじんロードに入って
瀬の本高原まで来ると阿蘇らしい雰囲気になります。

そろそろススキが出てるんじゃないかな?と
思ったけどまだ緑の草原のままでした。

そんなまだ緑の草原の中に
なんとかヒゴタイの生き残りを発見!
もう終わりに近い状態だけど
今年も無事に丸い花が見れてよかっぱヨカッパ。

瀬の本高原の空気をいっぱい吸って
先へ・・・
今日は何時もは通らない
R57で阿蘇の外輪山を下りましょう。

田んぼの色がパッチワークみたいな風景を見ながら
下ってると急にお腹が空いてきたんだけど
そんな良いタイミングでこのお店がありました。

「よかよか亭」
家を出るのが遅かったのでこの時点で11:20
ハンバーグと迷ったけど
この本店ではまだ食べて無かった赤牛丼
半熟卵は好きなタイミングで投入できる
システムですがわたしは最初っからエントリーさせて
いただきます。
ジューシーなお肉を食べた後に残ったご飯の上に卵を投入して
後半の戦力UPと言う作戦もありますが響監督の采配は
卵はスタメンでございます。
赤肉でお腹を満たした後は
R265で箱石峠へ向かうよ。
峠に至る途中のポコポコした山

秋の虫が鳴く草原に
涼しい風が吹きぬけて気持ちが良い。
そして箱石峠からの眺め ↓

雲が多いけど根子岳と高岳の眺めが雄大です。
箱石峠のビューポイントから反対側を見ると
こっちの草原もめっちゃ綺麗なんだよね。
では、
この草原の中を走りま~す。

ドルルルーーー!
林道なので道はマイナーですが
こんな道はわたしの大好物でございます。
波野方面へ抜けますが
途中に綺麗な畑がありました。

農道ライダーは
畑の風景が大好きなので停まるよ。
高原キャベツだよ~。
こんな青虫も大好きな風景を見ながら先へ

ミルクロード周辺の大草原の風景も良いけど
個人的には狭い道が入り組んだようなこっち側が好き。

さらに言えば
阿蘇から近い竹田方面が好きなので
これから竹田方面へ行く事にします。

しかし今日は朝からヘルメット(SHOEI GT-Air)の調子が悪く
ずっと風切音がピュ~ピュ~と収まらないよ。
高周波なので不快な音域で我慢ならん。
左手をかざすと音が止まるけど
シールドもしっかりハマってるし
何度脱いで確認しても原因が判んない。
前回のとびしま海道に行った時はなんともなかったし
なんで???
結局首をすこし傾けると音がしない角度があるので
変な首の角度でずっと走って来たけど
帰ってからPCで写真を確認してると原因を発見!
曇り止めのシールドをはめるピンが取れとる。
イヤ~ン!
だから笛みたいな音がしてたのね。
SHOEIのホームページを見ても
このピンだけ売ってないのでとりあえず透明のシートを
丸くハサミで切って穴を埋めたよ。
ツーリングの方は首を変に傾けたまま
竹田市の七ツ森古墳へ
(古墳群がありますが古墳より彼岸花の群生で有名な場所です)
彼岸花にはまだ早かったようだが
キツネノカミソリが満開でした。

花運が悪いのでヒゴタイと同じくこれも
終わりに近かったけど群生が見れてよかっぱヨカッパ。
たまたま前を通ったので停まったのだけど
適当に走って見つけた綺麗な風景は得した気分になれます。

駐車場はいつものように
こなんに広いのにわたしだけ。
R57から竹田の市街地へマイナーな道で
入ってまずは「不動院妙見寺」

山門(楼門)好きなので停まって見たけど
階段があるので下から見るだけ(笑)
それとお隣の「円福寺」
竹田の街は何度も来てるけど
な~んか私と波長が合うと言うか好きなんだよね。
老後はここに住みたいもん。
街から出た後はR502で豊後清川方面へ走った所で
久しぶりに「ととろのバス停」に行こうと思いつきます。
バス停の場所が移動されてるようだし
どんな風に変わってるのか見たいしね。
清川からk45で南下するけど
マイナーな道のスイッチが入ったためk688へ

ダメだぁ~!
大分県のそんな三桁後半の県道は険道に決まってるじゃないかっ!
写真を撮った明るい場所以外はほぼ苔道でした(笑)

広い道に出たところで石橋があったので
停まって上から川を眺めます。

水が綺麗。
この先は走った事があるけど
細い道が延々と続きます。

途中にある夫婦岩を見て
広くなったり細くなったりを繰り返す林道を
まだまだ走ります。

いくらマイナーな道が好きでもかなり飽きて来た頃に
到着でございます。
国道で来ればな~んてことの無い場所ですが
変な道から来ると本当に山奥で出会った妖精に感じちゃいます。
な~んだか前に来た時より
小さなトトロの数が減ってる?(笑)
森の中にある猫バスはまだありました。
かなり色が褪せてますケロ。
メインのととろのバス停は
以前は小さな川にはみ出すように建っていましたが
今は山側に移設されていました。

以前の方が雰囲気がありましたが
ちゃんとバス停の表示もあります。
さつきとメイも以前の通りあって一安心。

後ろのととろは一度盗まれてるので
2代目のままかな?
帰りは楽なR326へ
三重町まで来たところで
気になる場所を見つけたので寄り道しま~す。
国道からそれて旧道側へ
途中の橋の欄干に
「無事カエル」がいたのでご挨拶しとく。
この無事カエルの橋を渡ると気になってたものが
見えて来ました。

↑ あの矢印の像だよ。
像の方へ行くと
内山観音と書かれた広い駐車場があるのでそこに
銀ガメ号を停めて歩きますが
まずは「蓮城寺」

本堂は普通でしたが横にある
薬師堂が凄かった。

表の看板には千体薬師と書かれています。
オォーー!
これは凄い。
本当に千体ありそうだなと思いながら帰ってネットで調べると
998体だそうです。
エ~!どうせならあと2体頑張ろうよ。
壮観だった薬師堂から出ると
見えていた大きな像に行けそうな道が横にありました。
な~んの説明版も無いけど
確実に像に向かってるので大丈夫でしょう。
はい、ごたいめ~~ん!

「般若姫」
真名野長者と般若姫伝説と言うお話にでてくる
悲劇のお姫様らしい。
けどデッかくするとお姫様感がぜんぜんありませんケロ~!

魔人に見えちゃいます。
像の後ろに回るとかなりのストレートロングヘアみたいです。
町のシンボル的存在らしいけど
ちょっと放置されてる感がなんともマイナー感にあふれてて
私の大好物でした。

般若姫様ありがとう。
お姫様に見送られながら金ガメ号まで戻り
竹田方面へ走ってR422でいずみ屋で1日1ソフトだよ。
いずみ屋の定番の黒ゴマソフトを頂きました。
では、日も傾いて来たので
ここから一気に帰ります。
ピュ~ピュ~~とヘルメットがうるさいので
首を傾けたままファームロードを駆け抜け
再び復旧中の峠を越えて帰りました。
家を出るのが遅かったので
遠くまで行って無いのに日没まで遊んじゃいましたが
何時もの寄り道いっぱいのツーリングと違って
「走った~~!」という気分になったツーリングでした。

今日も無事カエルの願いの通りに無事に帰れたことに感謝。
次のツーリングはそろそろ秋風の中かな?
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆