Σ・m= チュン チュン
=m・> チュン チュン
皆様、おはようございます。
徳島の市内で目覚める響の四国一周ツーリングの
2日目の朝ですよ。
いっぱい遊びたいのでまだ薄暗い中、
ホテルを出て市内のコンビニで朝食を食べます。
食後の珈琲を飲みながら本日のルートを
軽くおさらいして小松島市方面へ走り出すと夜明けです。
朝日を浴びながらR55からk16に入ると
やっぱりインナーを着てないと寒くて走れない。
k22で那賀川に出て少し走ると
さっそく本日一個目の目的地に到着だにゃん。
「おにゃつだいごんげん」 (お松大権現)
数メートルしかない参道には
猫の足跡・・・・
本殿も小さくて朱塗りがかわいいとです。
境内にはどこを見ても猫・猫・猫
![[黒ハート]](https://blog.seesaa.jp/images_e/136.gif)
た、たまりませんわ。
狛猫さんをいっぱい撫でて
振り返るとこんなにたくさんの猫から見つめられていました。
ニャーーーッ!
見つめ返すのが大変ですにゃん。
見上げても猫 ↓
瓦屋さんに特注でしょうか?
とにかく早朝からハイテンションににゃっちゃいました。
全部の猫を紹介してると
1日のレポがここで満タンになってしまうので
猫好きな方は是非自分で行ってみてね。
猫に見送られながらk19で南下してR55に出たところの
コンビニでまた珈琲タイム。
駐車場から四国23番霊場の薬王寺が見えました。
厄除けのお寺ですが
なんか宇宙と交信してそうで凄いね。
ファミマのカフェラテを飲みながらお寺を眺めた後は
南阿波サンラインへ
台風が東日本の沖を通過中なので
強風注意の道路情報が出てたけど
思ったほど強くなくて気持ちよく走れました。
崖の上を太平洋を見ながら走れる素敵な
道だよ~。

海の眺望は多くないけど
とにかく初めて走るのでワクワクしちゃいます。

数か所に展望所があるけど
樹が茂って見えない場所などがあるので
今ではほとんど走る車とか居ないみたい。

もちろんどの展望所も誰もいません。
昔に整備されたままなのがわかる証拠も
見つけたよ。
昭和世代ならすぐにわかる缶ジュースのリングプル。
これがいっぱいアスファルトに化石のように
めり込んでいました(笑)
再びR55へ
後はこのままず~~~っと室戸岬まで1本道
岬に近づくにつれて
海沿いの景色も漁港が点在する風景から
ダイナミックな海の風景へと変わります。
海はなかなかの荒れ具合で
ヘルメットは吹き上がる潮で白く曇ります。
(洗車せねば!)
その白波押し寄せる一角に
夫婦岩がありました。

停まって大きな岩の風裏から夫婦岩を見てみますが
近付くとびしょ濡れになるのでここから(笑)
とりあえず停まればジドリの法則のため
夫婦岩はあきらめて風を遮ってくれている
手前の大岩で・・・
こっちも夫婦岩っぽいけどね。
ここから少し行くと岬はもうすぐでございます。
もうちょっとで先端かな?って場所で
青年大師像(弘法大使)が海を見守ってらっしゃいました。
その横にある御厨人窟と明神窟を見学して
室戸岬の先端へ。
駐車場に銀ガメ号を停めて
初の室戸岬だよ~~!
あ~、中岡慎太郎さんにも挨拶しとこ。
龍馬や幕末好きならこの方は外せんでしょう。
慎ちゃんに挨拶して
岬を散策します。
断崖絶壁の絵に描いたような岬じゃなくて
岩がゴロゴロの磯って感じだよ。

名所になってるらしいギザギザの岩もあります。

本当の岬の先端はこの岩の先くらいかな?

とにかく先っちょ好きらしく
岬の先端コンプリートでございます。
そして見たかった室戸岬のアコウ
黒潮迫り来る温暖な岬のアコウにしては小さいけど
グネグネの根が素晴らしい。
それでは一番見なきゃいけない
灯台へ向かいますが
この岬からでも歩いて上がれるらしいけど
室戸スカイラインの途中から行くと楽と言うのを
現地ガイドさんから聞いたので室戸スカイラインへ

しかしの室戸スカイラインの峠の途中からの風景が
何気に絶景なのですよ。

黒潮だぁ~!
紺碧の海を見ながら駐車場に着くと
ハイビスカスが出迎えてくれました。
灯台までの道は最御崎寺へ向かう参道を歩きます。
お寺の先から灯台用の道になり
海が見えて来るともうワクワクが止まりません。
早く見たくて早歩きになっちゃいます。
あっ・・・
向こうもこっちを「まだかな?」って見てたよ。
会いたかったよ~~!
「室戸岬灯台」

周囲が全部立ち入り禁止でバックスペースがなくて
自由に撮れないけど鉄製の古い灯台のスタイルに
感動して震えちゃいます。
明治32年(1899年)製と古くて
機銃掃射の痕など刻んだ歴史のある灯台です。
わたしと目が合ったレンズは
直径2.6mの第一等フレネル式レンズでございます。
どんどん最新のLED化されてる中で
このガラスの塊のレンズを見るとほっこりした気分になります。
残念なのは近付けないため
灯台のプレートが見れなかった事かな。
早足で降りて来た道を戻って
第24番霊場の最御崎寺へ
山門好きなのでここは寄っておかねば。
しかしこの山門より中にある鐘堂の方が凄かっぱ。

奥にあるのは多宝塔かな?
とにかく木組みが芸術です。
逆に御本堂の方はシンプルに
お寺らしい造りだったよ。
しっかりプチお遍路をして
スカイラインを抜けます。
再びR55の海沿いに出て高知方面へ
この辺の漁村から
古い家並みがいっぱい残っていて
特徴なのがこの水切瓦っていうやつ ↓
台風など強い風が吹く地域なので
横からの雨を避ける役目などがあるのかな?
地域色のある文化に触れれる
素敵な界隈でした。
で、そろそろお昼ってことで
どこで食べようと考えてるうちに次の目的地に先に
着いてしまったよ。
うん、ここを先に見てからランチにしよう!そうしよう。
やって来たのは北川村の「モネの庭 マルモッタン」
入園料700円で中に入ると・・・
ヒァ~~~!
これは綺麗だ。
いろんな色の睡蓮の花が咲いてて
本当にクロード・モネの世界みたい。
実際に世界で唯一本家より正式に「モネの庭」と言う
名称を許可されてる場所らしいよ。
離れて通過してる台風のおかげで
真っ青な青空がさらにモネの世界っぽくしてくれています。
なので絵心のあるわたしはつい
描いちゃったりするわけですよ。
澄んだ水と空のように
身も心もリフレッシュできる場所でした。

こんな風景を700円で見れるなんて
四国最高!
中のカフェはオシャレすぎてわたしには無理なので
国道に出てレストラン「岬」でランチにいたします。
お店の名前の付いたランチを注文すると
でっかいエビがドーンと乗ってるランチだったよ。
白身魚のカツと卵に隠れて見えないけど
下にはもう一度これをメインに食べたいと思ったハンバーグが
いらっしゃます。
お腹を満たしたら
午後のスポットめぐりを開始です。
R55からk12へ
するとどんどん道が細くなりこんな赤い鉄橋が出現。
これが「旧魚梁瀬森林鉄道跡」の
明神口橋です。
綺麗な安田川の上に架かる
古い鉄橋から川を見るとアユ釣りをしてる人が見えました。
時間の関係でこの橋の一部しか巡らないけど
とりあえず軽自動車以下通行可と書かれた橋を渡りま~す。
橋の床はこんな網目です。
停まって下を見ると
アユの泳ぐ川が丸見え・・・
恐怖です(笑)
でっかいバイクじゃ来ちゃダメです。
橋を渡ると古~いトンネル・・・
いや、隧道。
「オオムカエ隧道」
日本三大美林の杉を運搬するために
明治28年(1895年)からダムの建設で水没するため廃止になる
昭和39年(1964年)まで使われていた森林鉄道です。
一部は舗装されて車両が通れるようになってるため
通ってみようとやって来たのだけど
誰も通らないので荒れ放題でした。
写真を撮った先は全面苔だったよ(泣)
苔が途切れたところでUターンしたけど
ここはBlue・bee号でまたリベンジしたい所だな。
戻って来たので先ほどのオオムカエ隧道の反対側 ↓
こっちの入り口はしっかり石積みでかっこよか。
再び下が丸見えの橋を戻って
安田川沿いを下ります。
この四国の下の方の道は
東西へ向かう道がR55しかないので
またR55に出ますがすぐに次の寄り道スポットがありました。
「伊尾木洞」
銀ガメ号を停めた目に前に洞窟があります。
遊歩道が整備されていて
この伊尾木洞はよく見ると鍾乳洞みたいだね。
それと珍しいことに数メートル進むともう
向こう側へ出るというトンネルみたいな形になってるのでした。
しかし抜けた先の山の斜面に
羊歯がびっしりと生えていて
ジャングルみたいだったよ。
奥に行くと滝があったけど
ショボかったので見るならこの洞窟の周りだけでいいかも。
ここまで来ると私のツーリングマップルは
寄りたい場所に付けた蛍光ペンの印だらけで
すぐ近くには野良時計が。

さらにR55を西へ
すると来てみたかった場所をすぐに発見!

道がドーーン!とせり立つ場所だよ。
手結港可動橋(高知県手結港臨港道路可動橋)にやってきました。
ほぼ1時間置きに開閉を繰り返すようで
ちょうど上がる10分前に到着。
(偶数時間に上がるようです:例=14:00~15:00 16:00~17:00)
係りの人がそろそろと目で教えてくれたので
ポールポジションに銀ガメ号を停めて待ってると遮断機が下りて
橋がゆっくりと上がり始めました。

動画も撮ったけどゆっくり過ぎて自分でも見返さないほど
退屈な動画になっちゃった。
もっと端っこに置いた石がビューンと飛ぶくらい
サッと上がんないかな?(笑)

上がるとほぼ垂直。
まぁ、車はこの橋を渡んないでも
漁港を回ればいいだけなので
不便を感じない気がします。
そのうちカーアクションのジャンプシーンとかで
使われるかもしれないね。
(あると良いけどな)
蛍光ペンのマーキングがまだあるので
もうホテルに行きたいけど
通り道なので後一か所。
すこし走って海沿いの公園へ

「世界一のモンキーバー(うんてい)」
こんな長い雲梯は誰が遊ぶとぉ~?
ギネスブックにも載ってるらくて
102mもあるってよ。
挑戦したけど2mくらいで腕が肩から
取れそうだったわ。
誰か最後まで行けた人いるのかな?
んじゃ、もう寄り道もお腹いっぱいなので
ホテルへ向かうよ~。

高知の市街地のど真ん中にある
山内家ゆかりの三翠園さんにお世話になります。
ここも事前に屋根付きの場所が確保出るってことで
お願いしておいたホテルです。
ビジネスホテルじゃないので
しっかり温泉で汗を流して
高知の街へ

目の前が高知城でした。
高知市内は路面電車が走ってるので
それに乗ってはりまや橋まで行ってみました。
チンチン!

市内周辺の運賃は200円均一でわかりやすい。
そのはりまや橋で見つけた居酒屋で
高知を喰らいましょう。

もう大満足!
高知と言えば地酒ですが
ビールをお代わりしたので
そこまでまわんなかったのが残念ぜよ。
たぶん無理して飲むとホテルまで
自力で帰れなかったかも。
では、明日は四国一周最終日
また夜明けから遊ぶのでお休みなさぁ~~い!
zzz・・・続く