さぁ!響の四国一周ツーリングも終わったし
しばらく遠征の予定も無いので
そろそろみんなと走っちゃおうかな?
まだ夏:60% 秋:40%って感じの気候だったので
何時もより遠くまで行ってみたいと思い香春のRに
6:45に集合を掛けてみました。
朝が早いのでどうかな?と思ったけど
何時もの方々が集まってくれたよ。

若干一名集合に間に合ってね~けどな。
それからめにまるさんが来てくれてるけど
今日はお見送りでお仕事なんだって。
しかもわざわざお土産まで持って来てくれたよ。
ありがとう。
わたしなんて四国のお土産を一個も買ってないのに(笑)
マイナリスト一番の人格者めにまるさんに見送られながら
今日は気合で宮崎県まで行こうと思うので
まずは今川PAのスマートETCから東九州道に入ります。
でも今川PAに入ってすぐにとのじんの給油待ち。

東九州道はSA少ないので
ここにスタンドが出来ててよかっぱね。
(最近出来ました)
すっごく天気が良いスタートでしたが
宇佐から霧の中。
寒いです。
二重のインナー着ててよかっぱ。
別府も大分もなぜか曇天でドン女(もちっこ)の魔力かと思ったけど
読み通りに佐伯を過ぎると晴れて来たよ。

東九州道は佐伯の先で料金所があってその先から
延岡南まで無料区間になります。
料金所までの料金は2360円で
後はしばらく無料って言うのが嬉しい。
無料じゃないとパーキングもサービスエリアも無い
不便なところなので暫定処置なのかな?
なので北川で一度一般道に出て
給油して道の駅で休憩。
見た目は白いけど日向夏ソフトを頂きます。
ここでインナーを脱いで
フルメッシュジャケットで南国の風を全身に浴びましょう。
無料区間が終わる延岡南から日向まで
走って高速道路タイムはおしまい。
延岡南までの通行料金が500円だったので
合計2860円で宮崎まで来れると思うと
安い気がするよ。

日向ICを下りて
すぐに海岸方面へ走って本日一個目の
目的地に到着。

[大御神社]
日向のお伊勢様とも呼ばれ
天照大御神を御祭神とする歴史のある神社です。

参道と呼べるような道はなく
駐車場からちょっと入ればこんな広い境内です。
このひろ~い境内の奥へ行くと
龍神伝説の証しであるドラゴンボールがありました。
水溜りの中に沈んでるのであれですが
たしかに丸いです。
(ドラゴンボールって言うより卵っぽいケロ)
そしてここの名物である日本最大のさざれ石がコレ ↓
でっかいね。
もっと小石がザラザラと混ざってる石を想像したけど
ちょっと違かったよ。
このさざれ石の先から海岸に出れるので
ここで集合!

まだ宮崎まで日帰りできる元気なご近所様たち。
それとこの大御神社の社殿の前には
かっこいい柱状節理があるんだよ。

さざれ石も火山岩なので
この岬も火山活動で出来たんだろうね。
もちっこさんの御朱印も貰えたので
この奥にある龍宮へ行きま~す。
遊歩道を歩くのだけど
途中からの景色もよかっぱ。

森の中をちょっと歩くと遊歩道は
崖っぷち・・・
この崖にハマカンゾウが咲き誇っていました。

野草でも大輪になると
見ごたえあるよね。
ハマカンゾウの咲く崖を下ると
大きな洞窟があってその中に鵜戸神社が
祀られています。
なんだかとっても神聖な空気を感じます。

その神聖な空気とは別のわたしは
やつの気配も感じていました。
たしかこんな場所に居るはずなんだよね・・・
遊歩道を歩いてる時から探していたんだけど
なんともちっこさんが先に見つけてくれたよ。
(本人は見たくなかったらしいケロ)
会いたかったよ~~~!
サツマゴキブリ(笑)
油断したやろう?
まさかここでゴキブリが出て来るなんて
想像してなかったはずだ。
しか~し!家にいるあの嫌われ者の代名詞の種類と違って
飛ばないし動きはそんな早くないし
ペットとして飼う人がいるほど人気があんだぞ。
古代からの生き残りと言われる昆虫を見て興奮した後は
洞窟の奥に入って入り口側を振り返ると
龍がいました。
外からの光が入ってる形が龍なんだけど
かなり立つ場所が微妙で少しでもズレるとほっそい龍になったり
メタボな龍になったりします。
まぁ、見える人には見えると言うレベルですが
ドラゴンボールを一個しか集めて無いのに龍三昧に浸れて幸せです。
洞窟から出て駐車場へ・・・
最近ずっと涼しかったので油断したけど
ここは南国宮崎県。
暑くてたまんなくなったので
水分補給をたっぷりして次の場所へ移動。
日向岬へ向かっていますが
その途中の植えてる樹がめっちゃ宮崎ですよ。

宮崎と言えばフェニックスとパームヤシでしょう。
この岬だけでいっぱい堪能できました。

そして岬の付け根くらいにある
とのじんが行きたい行きたいと言っていた
「願いが叶うクルスの海」でございます。
(ヤの神のとの決別でも願ってるのか?)

ヒャッポーーー!
今日も美しい十字架ありがとうございます。
展望所にはありがちな鐘も設置さています。
周りに民家とかないので慣らし放題。
週末だけど誰も居ないので
展望所はマイナリストの貸切でございます。

では、寄れば集合の儀式を・・・

響の夏休み風に柵に座って撮りたいのだけど
何度撮り直してもみんなで座る事が出来ない
まとまりが無いのもマイナリスト。

やっと撮れた?と思ってたけど
一人柵に立ってるだけの人がおるし・・・(汗)
さぁ、願いが叶わなかった願いが叶う場所の次は
本日の日向でのメインスポットでございます。

岬までの道を走る事3分で
馬ヶ背の駐車場の到着。
バイクを停めてみんなで遊歩道を歩きます。
木陰の遊歩道が涼しくて気持ちが良い。
(微妙に下ってるし)
森の中を抜けると馬ヶ背の名物である
柱状節理の大断崖です。

高すぎて高さが実感できないので
あまり怖くない。
いや~、自然が作り出す風景って凄いね。

絶壁を覗いたら馬ヶ背の名のもとになった
海に突き出た突端へ

いや~ん!
何度来てもここは良いわぁ~。
真正面は太平洋
左を見ても絶景。

右を見ても絶景

そんな絶景に囲まれた先っちょで
幸せを噛みしめる同じポロシャツを着た軍団。

早起きして遠くまで来てよかっぱねぇ~。
ここは決してマイナースポットじゃないんだけど
ワイワイ騒いでる間誰も来なくて贅沢な時間を過ごさせていただきました。

んじゃ、お腹もすいたし戻りましょう。
馬ヶ背から遊歩道の森へ戻ると
木漏れ日の形が真ん丸な事に気づいたよ。
もちっこさんと「なんで丸なん?」
と不思議がりながら意味は違うけど「玉響(たまゆら)」なんて
名前を付けたりしつつ駐車場に戻ってランチの場所へGO!

海が近いので海鮮系のお店を考えてたけど
思ってた場所のお店が無くなってるのか
記憶違いの場所だったのか見当たんないぞ・・・(汗)

う~ん、国道に出てしまうとチェーン店しかないし
一本裏の道を走って見ようと思って
先導してるとお店を発見!

「福丸縁」
ハンデを負った方を支援しているお店で
今日のランチはココとするっ!
日向と言えばやっぱり
チキン南蛮でしょう。

ジューシーなチキン南蛮に
自分でタルタルソースを掛けます。
サラサラのソースじゃないので
掛けずに食べる時にソースの中にダイブさせて食べる
食べ方が正しいのかもしんない。
もちっこさんが食べてるランチには
イチジクの天ぷらなど珍しいのが入ってて
しかも美味しいかったらしいのでまた来ても良いなって思うお店でした。
食後の珈琲も私好みの酸味の無い珈琲で
美味しくいただき御馳走様。
(レジを打ってくれたオネーさんは北九州の同じ地元の方でした)

食事も終えて
海をいっぱい満喫したのでこれから山側へ行きましょう。

まずはk15からR10へ

樹齢を重ねて伸びに伸びきったパームヤシの並木の
中を走ってR10からR388へ入ります。
五十鈴川の河口付近から上流に向かって走りますが
その中流くらいのところで
沈下橋を見つけたぁ~!
下流側にも一本あったけどこっちの方がこじんまりして可愛い。
しかも四国に行ったのに沈下橋を一本も渡ってないので
ここで渡っときます。
車が来たら間違いなくみんなで慌てる状態ですが
田舎すぎて車が通りそうな気配はゼロなのでご安心を。
沈下橋を渡った先でみんなが喜ぶUターンをして
さらに上流へ進むと道が細くなってきます。
それと同時に川も渓流っぽくなってくるよ。

太平洋の明るい風景も宮崎らしいけど
山深い風景も宮崎らしい。

R388は細いままどんどん九州のど真ん中へ入って行くけど
途中からk28の快走路に入って日之影へ。
深い谷の上を走るR218から谷の下の五ヶ瀬川沿いの道に
下りてほどなく寄り道スポットに到着。
滝を見に来たんだけど
旧高千穂鉄道の橋脚の上に上がれるように
なっていたのでちょっと上がって見ます。
橋の先は柵があって進めないけど
反対側はまだレールが残ってたよ。
レールがあればそりゃ
ジドルでしょう。
あ、滝を見に来たんだったわ。
下に降りて50mほど歩くと滝です。
「八戸観音滝」
高さ45mの直瀑の迫力のある滝なうえに
ほとんど歩かないで見れるって言うのになぜか
マイナーな存在なのがもったいない滝です。
まだ残暑が残って暑いので
とっても涼く過ごせるところだったよ。
滝を囲む柱状節理と高湿度を好む植物の
緑が美しい滝だ。
歩かないのでみんなジャケットを着たまま
滝見学を終えてこれから午後のメインの場所へ
向かおうと思います。
一応ナビには「この辺」って感じで入力してきたけど
道が細くて分岐も多く
人んちに入る道なのか本線なのかわからない。
とにかく大きな谷間に位置するため
目的地に向かいそうな道が見えても
谷を渡る橋の本数が少ないため
グル~~っと周ったりしてけっこうな冒険ルートになっちゃいます。
k50で秋元神社方面へ向かい
またまたみんなが喜ぶUターンをして
やっと見つけました。
「向山のカツラ」
推定樹齢500年の立派な桂の樹です。
主幹も健在でそれを取り囲む
蘖(ひこばえ)の本数も凄くて生命感にあふれています。
高さは・・・え~っと
え~っと・・・
20もちっこ(30m)くらい。
桂の樹は沢沿いなど水脈を好む樹の通りに
横には綺麗な山水が流れていました。
ぜったい樹の妖精が住んでるな。
で、ここまでの道はなかなかハードだったのだけど
樹を見る事に関してはこんなに楽に見れる
桂はなかなか無いぞ。
道の真横だもん(笑)
向山のカツラのある道はそのまま進めば
六峰街道へ上がってしまうため
Uターンして戻ります。
(何回目のUターンだったかな?)
※わたしはUターンする時は道の傾斜を利用するので苦に思う事がないのだけどみんな嫌がるんだよね。
戻りは谷の下を通るk205を通りますが
その途中に「長九郎岩」と言う大きな岩がありました。
大岩の上が森になってるのが凄いね。
道は相変わらず細い道が続きます。

銀ガメ号はニュータイヤなので
逆にクネクネが楽しいのだけどせっちゃんととのじんのタイヤが
末期なのでそのビビリ具合がミラーで見てて面白い。
道はやがて元来た五ヶ瀬川に突き当たります。
これで細い林道はおしまい。
赤い橋からは天翔大橋が見えました。

見ての通り上の国道と谷の下の道の
高低差が半端ないとです。
なのですっごい急坂のヘアピンのある道で
国道に上がって帰る前に高千穂のトンネルの駅で休憩。
こから一気に帰るので
トイレを済ませたりインナージャケットを着たりしてください。
寄ったついでなので
トンネルの中の焼酎の貯蔵も覗いて行きましょう。
鉄道の建設が途中で中止になったトンネルが
焼酎の貯蔵にちょうど良いらしい。
(中はカブトムシが喜びそうな発酵臭が充満しています)
休憩後はR325から波野に抜ける広域農道を快走。

タイヤの溝がなくてビビッて遅れる
トノジンを待つついでに久しぶりにきんさん杉。

ツリーハウスの大きさはもうこれ以上大きくする事もないようで
真新しかった木材の質感もかなり古い感じになってきています。
とりあえず瀬の本高原の三愛レストハウスまで走って
寒くなったので朝と一緒の恰好に変身。
で、早朝からず~~っと先導だったので
ここから先導をチェンジしてもらいます。

自分の好きなペースで走れるからととのじんに
先導を頼んでのんびりと最後尾でツーリングを楽しんじゃうよ。
ファームロードを走り切って
このまま帰ればギリギリ明るいうちに小石原を越えれたかもしれないけど
寂しがり屋たちばかりなので一緒に夕ご飯を食べて帰る事になりました。
食べるのは日田温泉にある「みくま飯店」
並ぶかな?と思ったけどカウンターが空いていたので
一列陣取って日田焼きそばを頂くよ。
これ以上ないほどシンプルな見た目の焼きそばですが
もやしはシャキシャキだし一度食べると
定期的に食べたくなっちゃう焼きそばなんです。
いっぱい走ってカロリーをいっぱい消費したのか
お腹が空いてたので餃子もチャーハンも食べて
満腹でございます。
食べ終わると外は真っ暗で
ちょうど落ち鮎のシーズに入るのでバイクをちょっとだけ移動させて
筑後川の鵜飼をみる屋形船を見学。

あれに乗って焼いた鮎を食べながら
お酒を飲みたいわぁ。
帰りも引き続きとのじんの先導ですが
ちょっと不安・・・(笑)
何か道の相談をしてるな?と思ったら
走り慣れてるはずの日田の街の中でUターンだったわ(笑)
それも含めて面白いので
これから先導はみんなで役割分担しましょうね。
そりゃ、先導するとなると道を間違えたらいけないとか
ペースが不安とか緊張もするかもしれないけど
いつもわたしもそんなプレッシャーを背負って来たわけだし
もう分担してもよかろう?
最後の峠を下ったら道なりに別れて
ツーリングは無事に終了!
みんなと走って500km超えは久しぶりだけど
まだ暖かいので遠くまで走るなら今が良いよね。
さぁ、次回のガッツリツーリングはどこにしようか?
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆