2017年ラストランです。
と、行ってもツーリングと呼べるようなもんじゃなくて
冬眠に向けて充電のため軽く走って来ただけ。
(冬眠する気満々)

ほぼ「バイクのある風景」的な写真ばかりですが
このまま年を跨ぐと思うので可愛い銀ガメちゃんを
今日はいっぱい撮っちゃうよ。

充電できれば良いので遠くへ行く必要もなく
滅多に行く事の無い門司から門司港方面へ
行って見ました。

まずは都市高速を大里ICで降りて
門司赤煉瓦プレイス(旧サッポロビール九州工場跡)

やっぱり煉瓦ってフォトジェニックだな。
イメージは[BMW Motorradのイメージングカタログ風]
特に銀ガメ号と赤煉瓦との相性が良すぎて
ジドリも忘れてバイクの写真だらけになっちまうぞ。

カフェとか何も入ってない
廃墟時代の頃が一番かっこよかった場所ですが
外観の雰囲気はいまでもカッコイイ。

かなり以前の事だけど
内部の一般公開の時に舶来の麦芽の搾り機などを
見て興奮したことを思い出します。

ショップが入ってるのは1階部分だけなので
見上げて上層階を見て見ると
廃墟時代のままの風合いが残っています。
錆びた配管類が撤去されて無くなってしまってるのがちょっと残念だな。
たぶん錆びて道路などに落ちないように
建物の出口付近でぶった切ったんだと思います。
と、こんな煉瓦に萌える場所でしたが
たまには市内でのんびりも悪くないな。
門司赤煉瓦プレイスを後にして
海岸線を走るR199で門司港方面へ
(門司と門司港って地名が似てるけとJRで2駅分くらい離れてます)

そのまま門司港を目指しても良かったのだけど
寄り道の虫が騒ぎだしたので小森江の先から路地へ
ほら、こんな所にも萌える「廃」な場所があるんだよ。
横にもう撤去されて何も残ってないけど
巨大なセメント工場があったのでそれの関連施設の後じゃろか?
やっぱり北九州は面白い。
脇道に入ったついでに山手を走る
R3に上がってちょっと走ると関門橋が見えて来るニャ。

そのまま関門橋に向かって門司港レトロへ入るのだけど
観光地化されてるエリアにはまったく興味が無いので
街の外れへ。
静かな漁港まで出ると関門橋が近くに見えます。

では見えてる関門橋へ行こうと思うけど
その前に橋の上へ行ける
めかり公園へ

関門橋の架かる岬の山の上を越えるのだけど
下りかけた山の斜面にこんな絵があるんだよ。
上手いのか下手なのかよく判らない
微妙なイルカ(笑)
ここだけ切り取ると可愛い絵だけど
源平合戦の絵なんです。
目の前が壇ノ浦だもん。

今はデートコース的な場所だけど
実は平家の怨霊渦巻く怖い場所なのだ(笑)
源平合戦の絵図の前は展望台になっていて
門司港レトロが一望。

曇天ですケロ。

橋の向こう側は本州でございます。
(ツーリングの時は高さゆえの恐怖を我慢しながら渡る橋でございます)

では、この橋の下へ

前からちゃんと見て見ようと思ってるところが
この橋の下にある事を思いだしたんだよ。
バイクを橋の下の路肩に停めて
海岸の遊歩道を歩くとすぐに到着。

「門司埼灯台」
小さくて可愛い灯台だけど
プレートを読むと大正13年って書いてるので
けっこう古い灯台だったんだな。

海流が恐ろしく速いうえに
海の難所になってる場所でもあるので
この小さな灯台も重要な役割を持ってるのだと思います。
(海の「もしも」は118番)

なんども上の道は走ってるけど
きちんと灯台を見たのはこれが初めてでした。

見たかった灯台も見たし
再び門司港レトロのマイナーな方へ

赤煉瓦も良いけど私が好きなマイナーなエリアには
大正から昭和初期にかけて作られた古い
コンクリートの倉庫がたくさんあるのです。

特に錆た鉄の扉に萌え萌えでございます。

この場所はずっと前からわたしのお気に入りなので
前に乗っていたバイク達もみんなここで撮ってあげています。
(歴代のバイクの中でもこう言う場所に一番似合うのはこの銀ガメ号だな)

古い倉庫なので
よく見るとこんな看板も・・・
わたしのオヤジの世代の人は
たばこを「吸う」って言わずに「のむ」って言ってたな。
(喫煙の「喫む」を「のむ」と読むかららしい)←響の豆知識
廃墟じゃないけど
古くからそのまんまのところって
散策するとちょっとした発見があって楽しいよね。
はい、これで充電ツーリングおしま~い。

再び都市高速で帰って綺麗に
洗車して新しい年を迎えようと思います。
これからもっと寒くなるだろうし
初乗りまでしばらくブログも含めて冬眠すると思いますが
今年一年どうもありがとうございました。

そして年が明けてもこのまま放置だと思うので
「あけましておめでとうございます」も言っとく(笑)
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