そろそろ阿蘇の野焼きもほとんど終わって
春の陽気の日が多くなったし
山ばかりじゃなく島巡りでもしたくなる気分じゃないですか?
島巡りと言ってもここは島国日本、
島がいっぱいあり過ぎるので悩んじゃう。
ん~ん、どの島にする?
一応真面目な勤め人なので
そんなに長い休みは無理だし予算もかけたくないので
2泊程度で行ける島に限定。
って事でちょうど良い距離にある
鹿児島県の離島を選んでみました。
決め手は「あまり人がツーリングで行かないから」
こうして響の島好きツーリングが始まるわけですが
まずは九州道を南下して宮原SAで休憩。
熊本県と言えば「いきなり団子」
この写真をマイナリストのLINEに送ると
「天気が良いのに後ろに青い奴が見えるけど」と
突っ込みを頂きました。
そうです
ツーリングと言いながらここは車なんです。
この青い奴を走らせながら
この方が立つ場所へやって来ました。
鹿児島空港の真ん前にある
西郷公園のせごどん。

いま、旬な方なので挨拶しておきます。
それと「旬」なんて言うと不謹慎なんだけど
ちょうど霧島連山の中の新燃岳の噴火が一番活発な時でした。

茶畑の奥に少し白い噴煙が上がってるけど
いまはおとなしいみたい。
鹿児島空港に来たのはここから飛行機に乗るためなんだけど
14:35の便でこっちで昼ごはんを食べるのに早目に着いたため
ちょっと周辺の観光をしちゃう。
車で10分くらいの所に嘉例川駅があるので
行って見ました。
着いて見ると超ローカルな駅のはずが
けっこう人がいっぱい。
するとすぐに踏切の音がして
この列車が入って来ました。

「はやとの風」
たまたま時間潰しで寄ったのに
わたしって持ってる?
列車の前は撮影に来た人と
乗客が下りて大撮影大会になってるので
わたしは少し遠慮して遠くから・・・
撮影タイム用にすこし長く停まる駅みたいで
みんな記念撮影をしてたけど
やがてベルの代わりに乗務員の「乗ってくだ~い」の掛け声の後に
ゆっくりと発車。

漆黒のかっこいいはやとの風を見送って
空港へ。
車は空港内の駐車場に停めます。
事前にネットで駐車料金のシュミレーションをすると
3日間で1800円とめっちゃ安い。
福岡から島までの直行便が無いので
鹿児島空港に来たのだけど大昔に屋久島に行くときに
利用しただけなのでほとんど初めて来た感じ。

本当は車でドライブしながらお昼ご飯を食べる場所を探す予定だったけど
ぜんぜん飲食店が無いので空港の中のレストランで
鹿児島らしく黒豚のトンカツを頂いちゃう。
うま~~~!
馳走様して搭乗エリアへ行くと
いままで大人しかった新燃岳が・・・
ドーーーン!
窓に張り付いて見てると
噴煙が消えきれない間にまたドーーーン!
灰が風に流れに都城市方面へ行ってるけど
農作物とかの被害が心配だね。
(現在は規制範囲も狭まりおさまりかけています)
こんな自然の活動に目を奪われてると
わたしが乗る便がやってきました。
近いので予想通りプロペラ機です。
しかし久しぶりにプロペラ機に乗ったけど
普通にジェット機の音がするんだね。
離陸の加速もめっちゃ凄いし。
飛び立つとすぐに開聞岳が見えて来ました。
機内の「プーン」と言うチャイムでシートベルト解除の知らせが入るけど
5分後にはまたシートベルト着用のサインが出ます(笑)
それだけ近いんだよ。
滑走路内を移動する時間もあるので
賞味空を飛んでる時間は30分くらいで
あっけなく種子島に初上陸となりました。

そうです。
今回の島好き響が選んだ島は
鉄砲伝来の島として有名な「種子島」でございます。
で、空港がまた島のなんにも無いところにあるので
島の中で一番大きな街の西之表までリムジンバスで移動。
市庁舎の真ん前でバスを降りて
すぐ横にあるホテルを取ってるのでチェックインをしたら
これからわたしの島で一緒に巡ってくれる相棒を迎えに行くよ。
スマホのナビを起動させて
5~6分歩いたら到着。

「レンタルバイク種子島」
車種は事前に申し込んでたけど
話を聞くと取締も多いらしいので125ccを借りて正解かも。
バイクを借りて
そのままホテルへ戻る予定だったけど
まだ明るいし島の道の予習のつもりでちょっと走って見ます。
島の主な道はこんな感じでセンターラインもある
綺麗な道です。
でも綺麗に見えるけど
意外と樹の根っこがアスファルトを盛り上げてるような
凸凸がいっぱいあって突き上げが不快な箇所も多いです。
借りたバイクのサスペンションもかなり硬めで
凸凹はすこし不得意な形なので仕方ないかな。

これから3日間
わたしの相棒になるアドレス125110
前に宮古島でアドレス125を借りた時にめっちゃ
加速が気持ち良かったのでこれにしたけど
前のような「通勤特急」と呼ばれていた速さは感じません。
タイヤが12インチから14インチになったから?と思ったけど
後で調べるとこれってインドネシア製の110ccみたい。
でも正直我が家のガレージにいる
Blue・bee号より速いです(笑)
しかもこのバイク
3800kmしか走ってないほぼ新車でした。
(わたくし今までレンタルバイクでハズレを引いた事がない)

キズ一つない真っ白なホワイティ号でなんとなく海岸線を走って
種子島の海がどんな感じか見たくて
海岸に出れる場所を探して降りてみました。
沖縄で見るような隆起した珊瑚の岩とか皆無で
本土の海に近いです。
(実際に近いしな)
しかし砂浜に落ちてるものは
南国だよ。
珊瑚は拾い放題。
さらに先まで行って見ると
もう島の最北端の喜志鹿崎まで来てしまった。

これでだいたい
島の大きさがイメージ出来た感じ。
メインの明日はかなりゆっくり回っても余裕そうだ。
で、本当は3日目に来る予定だったと言うか
実際にその日も来るけど見るつもりだった喜志鹿埼灯台。
見た目よりけっこう古い灯台でした。
(わたしより年上です)
灯台の敷地の中には
古い砲台の台座もあります。
近いと思っていた本土はここから見えずに
大海原が広がっています。
事前調査はここまで。
南の島といっても本土とあまり気温が変わらなくて
夕方になると寒いので戻ります。
西之表の市街地へ戻って
ホテルの裏の道を走ってると
こんな神社を発見。

境内に生えてる樹が・・・
いや~ん、やっぱり南国だよ~~。
もうアコウかガジュマルか見分けがつかないけど
わたしの好きな樹がいっぱい。

明日はこんな樹がいっぱい見れると思うと
ワクワクが停まりませんわ。
こうしてワクワクしたままホテルへ
「種子島あらきホテル」
隣接するあらき温泉も入り放題の良いホテルでした。
(温泉は歴代ベスト3に入るほどヌルヌル系)
安いプランなので夕食は外へ。
とりあえずコレで1日を〆ます。
ビールと
「NO SASHIMI NO LIFE」
金目鯛かな?
美味しい地の魚とくれば
お酒も泡の出るやつじゃなくて芋焼酎でしょう。
銘柄は指定できないセットメニューだったけど
たぶん種子島で作ってる焼酎の「久耀」
これまた鹿児島らしいキビナゴの串を頂いて
種子島の初日からよっぱげ~~!
では、また明日
二日酔いしない事を祈りつつ・・・
つづく